子連れでも行けるウズベキスタン!

2019年8月、4歳の娘と行ったウズベキスタン18日間の2人旅の記録。薄れていく記憶をとどめておく備忘録として。各地の遊園地や公園、プールなど子連れ旅行者に役立つ情報を残して行きたい。

3.5日目:キャラの濃いおばちゃんとゆく、夜行列車の旅

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激うまサンドイッチの食べかけを携え、いざ夜行列車へ!

 

goo.gl

 

この距離を列車で一気に移動。

 

ホームで待っている間も、18時前でもまだまだ暑く

サンドイッチ齧りながら早く電車来ないかなーなんて呑気に言っていたんだけれども。

 

電車の中!!あっつ!!!

窓も開けず炎天下の中で蒸し焼かれ続けた車内は、まさにサウナ状態。

 

暑い、暑すぎる。座っているだけで汗が出る。

 

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娘「あづーーーーーい~~~」

暑くても元気な娘ですらこの通り。

 

寝台車、座面が蓋になっていて、蓋を上げると荷物入れになる。

前回乗った時知って、次に乗ったら使おうと思ってたんだよね~。

 

うきうきとバックパックを詰め込もうとするんだけど

蓋、べらぼうに重い。両手でも支えるのが困難。ではどの手でバックパックを入れればいいというのか。

 

あの、車を持ち上げる器具的なやつが欲しい。ジャッキだっけ?ジャッキーーー!!!

カンフースターに助けを求めるみたいになってしまった。

 

必死の形相の私を見て「お母さんがピンチ!!ここはわたしが!」みたいな感じで娘が手を出してくる。

 

「娘!!!危ないから!!危ないからのいて!!手伝わんでいいから!!ええから!!」と余裕なく叫び散らしながらどうにか体で蓋を支えつつバックパックを引きずり入れ、そーっと閉める余力なんてないので重力に従いばったーん!!!!と閉まる蓋。

 

娘「おかあさん、音うるさいんですけど?」

 

ごめんなさい。

 

そしてさらに汗だくに。

昼間、水シャワーとはいえ、ウォーターパークで遊んだ後浴びれてよかったかも。

というかよく考えたら、別にバックパック無理して入れる必要全くなかったな…。

 

同じコンパートメントのメンバーは

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おばちゃんと

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お兄さん。

 

お兄さんの方は英語が喋れるので意思の疎通が可能。

おばちゃんとは、まあ雰囲気で。

 

おばちゃんが「はぁ。暑い。暑いわあ。はあぁあ。もう、暑いわあぁぁ」って感じだったので扇風機を貸してあげたら、いたく気に入ったようで大喜び。

 

お兄さんも興味津々だったので、もうひとつの首掛けの方を貸してあげる。

 

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暇があるとしおりを読んで勉強してくれる娘!作ったかいがあったわー!

 

娘「ありがとうは、らふまと。こんにちはは、さろーむ。」

 

簡単なウズベク語も覚えられるようにいくつか書いといたの。

 

 

しばらくすると、一人一本ペットボトルの水とシーツ類が運ばれてくる。

左上の小さいほうのペットボトル。

 テーブルの上にはお茶のティーバッグとお砂糖。

 

おばちゃんに言われて、お兄さんがおばちゃん持参のヤカンにお湯(車内にお湯を入れれる場所がある)を入れに行ったり重い荷物を出し入れしたり、甲斐甲斐しく世話を焼いて、すごく親しげに話しをしている。

 

お兄さんに「親子なの?」と聞くと大爆笑。

あ、違うのか。

「??」となっているおばちゃんに、現地語で「ママと子供なのかって!」とお兄さん。

おばちゃんも大爆笑。

 

だってすごく距離が近くて、遠慮がない感じだからさ。

 

ウズベキスタンの人はお年寄りを大事にするっていうし、こんなもんなのかな?なんて思ってた。まだこの時は…。

 

お湯入れるところはたぶんこれ。

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おばちゃんに、どこで降りるの?サマルカンド?ブハラ?ウルゲンチ?と行き先を聞かれたので、ヌクスに行くと伝えると

 

おばちゃん「ヌクス!?なんでヌクス??ヌクス??なんで?」

 

って感じのリアクション。

 

私「ヌクスからムイナク行って、(ガイドブックを見せ)船の墓場に行くよ」

 

おばちゃん「ムイナクならクングラードから行けばいいじゃない!みんなクングラードから行くわよ!」(ジェスチャーなどから推測した意訳)

 

ほう。

 

確かにね、船の墓場に今回行くかどうか、娘にはハードじゃないか?と迷ってるときに

地図を見て、クングラードからムイナクの方が車に乗ってる時間短くて楽じゃない?とは思ったんだよね。

 

でもガイドブックやネットの情報を見ると、みんなヌクスから行ってるし

クングラードの雰囲気や治安、すぐにムイナクに連れて行ってくれるタクシーが捕まるかどうかとか、情報が全く見つからなかったので、子連れだし安全確実な道を選びたいってことでヌクスから行くことにした。

 

でもそうか。やっぱ現地の人はクングラードから行くのか。

 

もし今後ムイナクに行かれる方、夜行列車でクングラードまで行き、そこからタクシーなりシェアタク(あるよね?きっと)なりで移動するルートを試してみてください。

 

さて、ベッドメイクしときましょうか。

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おばちゃんは、独占した扇風機を風圧最大にして早々におねんね。

お兄さんも2段ベッドの上へ。

 

多分おばちゃん、扇風機から無限に風が出ると思ってるわ笑。

 

 

「これめっちゃいいわ~。もーらった!だめ?持って帰っていい?だめ?」みたいなこと(ジェスチャーから推測)何回も言ってた。

 

悪いけど、まだまだ旅行序盤だしあげられないよ。

ヌクスやヒヴァなんて、タシケントよりきっとずっと暑いだろうし。

 

寝入ったころ、こっそり回収して充電しておこう。

 

娘はまだまだ元気なので、メルちゃん交えて、おうちごっこ(おままごと)したり

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揺れる中どっちがきれいに夕焼けの写真撮れるかの勝負をしたり。

しおりに書いたウズベク語を覚えられるようにクイズしたり。

 

そろそろ寝ない?

 

娘「じゃあメルのベッドはここね」

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は、挟まっている…。

 

本当は、寝台の下段を2つ確保できたらベストだったけどウズベキスタン鉄道のサイトから2席取るには連番しかなく、上段と下段に。

2回に分けて購入すれば連番でなくともとれるけど、面倒なのと

偶数奇数どちらが下段かわからないので…。

2人とも上段になると困るし、上下段セットで妥協した。

 

はじめは

娘「わたしひとりでも寝れるで。お母さん上で寝ていいで!」

と言っていたけど、案の定

娘「やっぱり一緒にねよ」

 

はいはい、わかってた。

 

 

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下段でこんな感じで就寝。

娘はかなり小柄だし、私もダックスフンドも2度見する短足なので、1寝台に2人でも結構余裕。ダックスフンドくらいならもう1匹入る程度の余裕まである。

 

今これ書きながら、ダックスフンドやっけ?ダックスフントやっけ?と思いつつ

とりあえずダックスフンドって書いたけど、調べたら英語読みとドイツ語読みの違いなんだって。へえ。知ってた?

またひとつ賢くなってしまった。サンキューGoogle

 

バザール行ってプール行って、とかなり疲れていたので私も娘もぐっすり。

乗り物の揺れで眠くなるタイプなので、いい具合に気持ちよく寝てたんだけど、真夜中突然叩き起こされる。

 

すわ何事!!??!?! と飛び起きると

 

車掌さん?が覗き込んで私の方を指さしてなんやらかんやら必死に言っている。

え?何々?切符拝見?でも切符はもう渡したで。

私なんかした?

 

寝ぼけてて頭働いてないし、ただただキョドキョドする私に、ちょうど上段から降りてきていた同コンパートメントのお兄さん(今思うと、下車準備で荷物まとめて通路に出てた)が英語で

 

お兄さん「電話、危ないからポケットに入れておけって」

 

え??

 

あー!!はいはいはい。え!それだけか!めちゃ親切やな!

 

スマホ、無防備に放りっぱなしてたわけではなく、サブバッグの中に入れたバッテリーとは充電ケーブルで、さらに腰につけたウエストポーチとはカラビナ的なやつで繋いだ上で

更にポケットに入れていたんだけど、寝てる間にポケットから出てベッドの上に飛び出てたみたい。

 

盗難にあったりしないようにわざわざ起こして注意してくれたみたい。

わーお親切!ありがとう。でもめっちゃびっくりしたわ。でも眠いからお礼言って即寝。

 

BeelineのSIMは、町に近づくとまた繋がるようになって、離れるとしばらく繋がらなくなって、の繰り返し。

 

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次にたまたま目が覚めた時に停車していたナヴォイ駅。なんとなく撮影。

 

ふとおばちゃんの方を見ると、しきりに足をさすっている。

目が合った瞬間、ちょいちょいと手招きするおばちゃん。

 

ん?なんや?と思ったら

 

おばちゃん「はぁ~。足痛いわ~。足がつらいわ~。ちょっと揉んでくれんかしらね~」(雰囲気とジェスチャーからの意訳)

 

まじか。笑

 

寝台のコンパートメントで一緒になっただけの、初対面の外国人に足揉ませるんや!!笑

 

とか思いつつも、別にそれ自体は構わないので

いいよ~。足かして~。と足をこちら側の寝台にかけてもらい、相手の様子を見つつ揉む!さする!押す!タオルを間に挟んで、指を滑らせる!足裏までやったったわ!

 

ちょっと疲れて来たなというころに

 

おばちゃん「はぁ~。ありがとう。楽になったわ~。ありがとう~」(意訳)

 

といいつつ、反対側の足も自分でさすっていたので

乗りかかった船や!もう反対側もやったるわ!と、ジェスチャーでそっちの足も出し!と申し出る。

 

おばちゃん「え、いいよいいよ?え?そう?じゃあやってもらおうかしら」(意訳)

 

と、断るつもりないけど一応1回は遠慮した姿勢を見せておくみたいなリアクション。

もう片足も揉み解し、疲れたのでおしまーい!して、それぞれ再度就寝。

 

多分その後はおばちゃんもぐっすり寝れてたみたい。多分ね。

異国で初対面のおばちゃんの足をマッサージするとは、まさか思ってなかったわ。

 

そして朝。

 

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ここはどこ…?みたいな顔してる娘。

 

朝ごはんは、どうせ何かしら売りに来るだろうとタカをくくって特に何も買わずに来た。

一応日本から、1か月くらい長持ちする菓子パン的なのを2つ非常食に持ってきているので、いざとなったらそれを食べようかと。

 

と思っていたら、おばちゃんが

ビニール袋に無造作に入れられたノンを取り出し、おすそ分けしてくれた。

 

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わー!おばちゃんありがとう!

ヒヴァのノンみたいな、薄いノン。でももうちょっとずっしりしてる感じ。

どこのやつだろ?聞けばよかったな。

 

正直、まあまあ乾燥して硬くなっていて、おばちゃんもお茶に浸しながら食べている。

お茶も飲め飲めとすすめてくれて、私も頂いた。

 

娘「おいし~!もっと食べたい!もっと!」

 

この人、パン的なものなら何でも美味しいんやな…。何度もお替り要求して、もりもり食べていた。

 

それにしても、おばちゃん、このかなり大きくて重量のあるノンを

5枚以上(多分6~7枚)袋に入れて持ち歩いていたんだけど…。

頂いといてアレだけど、そんなに、いる?おばちゃん一人で。

これ運ぶのだけでも大変やろ…。

 

保存状態的に、お土産に買ったばかりって感じではなかったし。謎だわ。

常に食べ物が確保されていないと不安な世代とかなんだろうか。

 

お腹いっぱい頂いた後、さらに娘に棒付きのキャンディーをくれた。

娘。ありがとうは何て言うんだっけ?

 

娘「えーと、らふまと!」

 

お、言えた!これにはおばちゃんもにっこり。

 

娘「たべたい!今食べる!食べていい?」

 

うーん。いいけど…。ひとつ懸念が。

 

キャンディー口に入れた瞬間

娘「味いや…」

 

ほらー。やっぱりな。日本の子供向けのキャンディーって大体フルーツ味とかの酸味が適度にある感じでしょ。

でもアジアのこっちの方のキャンディーって、甘いだけやったりちょっと馴染みのない味のものが多いよね。

 

貰った人の目の前で出すのってさあ…。気まずいわ。

もうちょっと舐めてたらおいしくなってくるかもよ?なんて言ってみたけど無駄だった。ごめんねおばちゃん。

 

その後すぐ、おばちゃんの上の寝台からおっちゃんが下りて来た。

英語可のお兄さんが下車後しばらくして、真夜中に乗ってきたおっちゃん。

すごく日に焼けてて、なんかすごい漁師っぽい風貌。

 

朝ごはん食べるみたいで、いろいろ取り出した後

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そっと娘にキュウリを差し出してくれる。

 

娘、全然気づいていない。

娘!娘!おっちゃんがきゅうり食べるか?って!

 

娘「食べる~!!らふまと!」

 

おっちゃんも優しい~!というか、野菜補給させてくれてめっちゃありがたい!

 

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娘「きゅうりおいし~。ぼうえんきょう!あっ!おかあさん!でも、あながないので見えませんねえ~」

食べながら遊んだらお行儀悪いよ。

 

娘、キュウリは好きなので無事完食!よかったわ~。

 

日本のキュウリとは食感が違って、味も野性味あふれる感じだったので

一口かじって

 

娘「味いや」

 

が発動しないかひやひやしてた。今顔をあわせたばかりな相手な分、おばちゃん以上に気まずいもん。

 

その後、どこかでテイクアウトしてきたらしいフライドチキンとフライドポテトのセットを食べだすおっちゃん。

 

ポテトをくれて、その後チキンもちぎって娘にくれた。いよっ太っ腹~!

 

さっきおばちゃんにもらったノン、すごい量食べてたのに、もりもり食べてる。

子供はフライドポテトとかチキンとか好きやね。

 

おばちゃんはと言うと、一言二言おっちゃんに何か声をかけた後

おっちゃんのチキンボックスから自由にポテトをつまんで食べている。

 

おばちゃんすごいな。なかなかの図々しさ。

 

しばらくして満腹になったらしいおっちゃんが、チキンボックスの蓋を閉めて仕舞おうとすると

 

おばちゃん「あらもう食べないの?だったらちょうだいな」

 

と、勝手に蓋を開けてポテトを食べだした…!!

 

すごい。このおばちゃん、強すぎる。

大阪のおばちゃんである私でも驚愕するレベルやわ。

 

おばちゃん、残ったポテト完食。もちろん片付けるのはおばちゃんではなくおっちゃん。

 

おばちゃん「ヌクスで降りるのよね?クングラードまで行けばいいのに。このおっちゃんもムイナクの人よ。漁師なのよ。」(ジェスチャーからの推測)

 

いつのまにそんな情報を得ていたんだ。というか、おっちゃん、ほんとに漁師だったのか。

 

おばちゃんは、私たちがヌクス経由でムイナクに行くことがどうも納得いかないみたい。

 

でも、列車はヌクスまでしか買ってないし、ヌクスの宿予約してるし、宿で着替えて荷物置いてからムイナクに行きたいし。

 

心配してくれて有難いけど、今回は予定通りヌクスから行くわ。

子連れだし冒険はやめておくわ。 

 

おっちゃんはまた上段に戻っていった。

 

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ちなみに2等寝台のコンパートメントはこんな感じ。のんびり。

 

すでに冷房のない車内は暑くなってきて、また扇風機をおばちゃんに占領されている。

 

廊下に出たついでに、車掌さんを探してチケットも返してもらう。

この夜は宿に泊まっていないので、レギストラーツィア(滞在証明書)が貰えない。

その代わりに夜行列車のチケットを保管しておく必要がある。

めんどくせ〜…。

はやくそんな制度なくなっちまえと思う半面

それがあることで旅行者が守られている部分もあるよねと思ったり。

 

民家でもどこでも泊まってオッケーになると、旅行者を狙った悪いこと考えるやつも出てくるやんか。絶対。

 

 

 

 

さてと、今のうちに化粧でもしておくか。

 

おばちゃん「ちょっとちょっと」

 

 

おばちゃん「私にも塗らせてちょうだい」

 

えっ。笑

まあいいけど。はい。

 

クリームファンデなので、上から粉をはたく。

おばちゃん、これも使う?

 

おばちゃん「いらないよ。それより眉毛描くやつない?」

 

眉毛書くやつはないねん。ごめんな。アイシャドウは?

 

おばちゃん「いらないよ」

 

そうか。アイシャドウ塗って、さて次はアイラインを描いて、と…

 

おばちゃん「あるじゃない!眉毛かくやつ!」

 

これはここやで、目の、アイライン描くやつやで。

 

おばちゃん「いいからいいから。かしなさい。」

 

う、うん…。

 

漆黒な繰り出しタイプのアイラインで、眉毛をごりごり描くおばちゃん。

 

おばちゃん「どうかしら?」

 

…。

……。

いやでも、こっちの人の美意識は日本人と違うだろうし…。

 

おばちゃん「どう?グッド?」

 

グ、グッドグッド!

 

 

化粧も終わり、片付けもし、もういつ着いても大丈夫。

でも、予定時間を過ぎても着く気配がない。もうすぐだよって娘に言っちゃったのにな~。

 

そんな時、私の体に異変が。

 

へっくしゅ。

 

へっくしゅ。へっくしゅ。

 

急に頭がぼーっとしてきて、くしゃみが。

まずいな。風邪ひいたかな。

 

へっくしゅ。へっくしゅへくしゅ!へっくしゅへっくしゅへくしゅ!

ぐしゅんぐしゅんくしゅんくしゅんへっくしゅん!!!!!

 

いやこれ風邪じゃない!息できないくらいにくしゃみが止まらない!!!

 

娘「あはは!あは!!おかあさん、くしゃみめっちゃでるやん!」

 

娘がなんか言うてくるけど、相手してる余裕もない~!!

 

お母さん、電車のほこりでアレルギー出たみたい。苦しいからちょっと出るね!と

コンパートメントの外、電車の廊下に。

すると、コンパートメントの中より大分マシに。

 

っああ~。苦しかった。

アレルギー体質ではあるけど、ハウスダストアレルギー持ちとかじゃないんだけどな…。

こんなん初めてだわ。

 

少し落ち着いたころ

 

娘「おかあさんこっちきて~。つまんない~。遊ぼうよ~」

 

うーん。もう大丈夫かな?

 

へっくしゅへくしゅへっくしゅへっくしゅ!!へーーーっくしゅ!!!

 

あかん!

ごめんけど娘!おかあさんくしゃみ止まらなくなって苦しいから、ひとりでポケモンでも見といて!

 

 

 

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 おばちゃんとポケモンを見る娘。おばちゃん興味津々で覗き込んでた。

 

夜行列車、アレルギー体質の人はマスク持っていったほうがいいです絶対。

 

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避難先の2等寝台の廊下。

 

ウルゲンチ越えて、ヌクスに近づいてきていると、外の景色はもうずーっとこんな感じ。

 

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あっ。水がある。

 

景色見たり、娘とおばちゃんの写真撮ったりしてたら

 

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おばちゃん、娘をハグ!

人見知りの娘、ちょっと嫌そう。笑

 

そして

 

おばちゃん「こちょこちょこちょこちょ~~!!」

 

と娘をくすぐりにかかる。

 

え!ちょっと待って!!

ウズベキスタンでもくすぐるときの擬態語が「こちょこちょ」なの!?

 

英語で、ヤポン(日本)もくすぐるときはこちょこちょこちょ!って言うんだよ!

すごい!一緒だ!とおばちゃんにジェスチャー付きで説明し

なんとかこの感動を共有しようと試みるも、無念、通じず…!

 

 すごい。ウズベキスタンと日本、こんなに遠い国で思わぬ繋がり。

世界は一つなんだなと実感する。まさかのこちょこちょで。

 

列車は結局1時間半近く遅れてヌクスに到着。

おばちゃんとおっちゃんに別れを告げ、17時間を超える列車移動はおしまい。

 

おばちゃんは私たちではなく、扇風機との別れを心から惜しんでいた。

 

降りるとき、幼児にはちょっと怖い高さだったので、私が下りてから抱っこでおろそうとしていたら、娘の後ろの男性が

その前にひょいっと娘を担いで一緒に降りてくれた。ありがたーい!

子連れ旅行、大変なことも多いけど、一人で旅行するよりみんな親切に感じるなあ。

 

次は4日目、ヌクスとムイナクの船の墓場の記録。

 

→次の記事:4日目:20世紀最大の環境破壊と、続く小さな環境破壊

3日目:食器を買いにチンネバザール!またもやプール、そして大移動

←前の記事:2日目:タシケントのウォーターパーク!プロフ!ホテルウズベキスタンでSIM契約

 

しつこくしつこく念を押していた、チンネバザール(食器市場)に食器を買いに行く朝。

 

この日は昨日はなかったメロンが朝食に!

メロン、めちゃおいしい~~~!

食べ終えるころに出てきたので、すでに他の果物をたっぷり食べた後だったんだけど

メロンはな~。メロンは食べちゃうよね。

 

ウズベキスタンのメロン、本当においしい!!

品種によって異なるけど、この日食べたメロンは甘くて、何より水分量がすごい。ほぼジュース。果肉はこの滴る果汁をとどめておくためだけに最低限存在している…って感じ。

 

まんぷく食べたら、宿をチェックアウトして荷物を預かってもらう。

バックパックは夕方に引き取るけど、憎きスーツケースは11日後、またここArt hostelに泊まる日まで預かってもらうのだ。身軽になったわー!!

 

宿のプール?いうまでもなく朝食前に入ってはりました。

4回目じゃもはや写真も撮っていない。

 

yandexでタクシー呼んで、いざチンネバザールへ!



チンネ・バザール

Tashkent, ウズベキスタン https://g.co/kgs/1Lfjkf


メトロのoybek駅とKosmonavtlar駅の間くらいにあるArt hostelから、状況によって25000sum~28000sumくらいかな。

バザールの目の前で、バスで乗り降りしてる人を沢山見かけたので

時間に余裕があって、子供の体力温存など考える必要のない方はバスで行くとよいかと思います。

もしくはメトロでOlmazor駅まで行って、そこからタクシーとか。

 

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入り口はこんな感じ。

入ってすぐはお鍋とかバケツとか、生活用品のお店が並んでいて

少し奥に入ると、あっちの通路もこっちの通路も、全部食器屋さん。

 

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できれば値札のついている店がいいんだけど…と探すも、数少ない。

しかも値段、マジックで食器に直書きやねんな。

一番上に置いてある、値段の書かれているお皿が一番状態が良かったりして困るわ。

 

店3軒くらい見た時点で、娘の「帰りたい~!つまんない~!」コールが発動!

 

はやいよ!!!

 

しかも、ぴったりべったり母親にくっついていたいタイプの娘なので

食器割っちゃったら大変だから、お店の隅ににいてね

とか

お店のお椅子借りて座っててくれる?とかは通用しない。

 

せま~~~い店内で、ずーっとぴったり後ろにくっついてくる。ドラクエか。

も~~~。座って体力温存しといてくれ!!

 

あげく

 

娘「次にはいるお店で最後がいい!!!」

 

えええ~…。

 

言うても、まだ食器見だして30分も経ってないのよ。

あれだけ事前にお願いしてたのに…。

 

でも仕方ない。わかったよ。

 

で、次に見つけた値段がある程度書いてあるお店に入ったんだけど

う、う~ん。他と比べて高めで品質がいまいちよくない…気がする。

最後だと思ってまじまじ見てるからかもしれない。


ごめん、新しいお店はもう行かないから、さっき見たお店に戻ってそこで買ってもいい?そこで最後にするよ。

 

娘「だめ!だってお約束したもん!」

 

あーはいはい。わかりました。わかりましたーーー!!

 

いまいちテンションあがらず食器を購入。なので予定の半量くらい。

タクシー代かけてわざわざ来た意味なし!

 

お店の子供たちが梱包してくれる。

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くれたブドウを食べて待つ娘。かたくなに座らないのはなんでなの。

 

殆どが綿花柄の食器メインのお店で、お土産屋さんでよく見るような絵付けのリシタン陶器なんかを取り扱ってる店は目に入った限りでは一軒だけだったけど、あるにはある。

通ってない通路とかにはもっとあったのかもしれない。

ザクロ柄の大き目のお皿、言い値で16000スムとかだった。

観光地とかだといくらくらいだろ?

 

さて後はyandex呼んで帰るだけ、と思いきや

バザール前、えげつないことになってる。

 

道路、車と人でぎゅうぎゅう。

一応yandexで見てみるも、呼んでからここにたどり着くまでに10分以上かかるような表示。

しかも、呼んだとしたってこれ、うまく落ち合えないんでは?という感じ。


無理だ。長時間ここにいると暑すぎて、親子でアスファルトと一体化する。

コールタールのおばけとして、ウズベキスタンで生きていかなくちゃならなくなる。


でも流しのタクシーを捕まえようと待つも、全然通りかからない。

仕方ないので、タクシー乗りたいんだけど…とバザール前にいたおっちゃんに言ってみると

あっちに行けと指をさされる。

どうやらバザールの門出て右側から乗れるみたい。

暑いわ食器は重いわのなか、ヒーヒー言いながら移動して、ようやくタクシーゲット!

提示は50000sum。高いけど、タクシー探して行ったり来たりしてる間にくらくらしてきてもう限界だったので、言い値で乗車。

 

一応乗る前にスマホで地図と宿の住所を見せて、OK貰ったんだけど…。

ドライバー、ぜんっぜんわかっていない。完全に迷子。

まあここまではよくあること。

スマホgoogle mapでナビを開始して手渡したんだけど、このおっちゃん全然google様のいう事聞かへんわ!

 

いやいや正反対やで!!どんどん到着地からの距離伸びてるやん!!

ジェスチャーで方向を指示するも「わからんわ~」みたいな手ぶり。

スマホを指さして、ここがホテルやで!今ここやで!方向あっちやで!と何度訴えても、ぐるぐる同じところを回って「ないわ~。どこや?」みたいな顔する。

車止めて一生懸命地元民に聞くけど、結局何故か同じところをぐるぐる回る…。

 

方向音痴すぎ。タクシードライバー向いてないんちゃうかな…。

メーターちゃうから損するだけやで。

 

40分くらいで着くはずが、1時間半以上かかってようやく到着。

バザール前の道が混んでたのもあるけど、ほぼおっちゃんの逆走が原因。

google様に逆らうとは…恐ろしいことを…。

 

もうチェックアウト済みだけど、疲れたので宿の共有スペースで休ませてもらう。

買った食器も宿に預けるスーツケースに突っ込む。

 

さて。

ぜんっぜんゆっくり見させてくれなかったけど!

一応は買い物に付き合ってくれたので、次は娘のターン。

どこ行く?遊園地?動物園?

 

娘「動物園とか遊園地とか、プールとかやろ!?」

 

ですよね〜。

 

ただ、ちょうどお昼ご飯の時間だったので、ご飯を食べてから行こうともちかけるもすぐに行きたい娘と衝突。

 

でもお昼抜きでプールはなあ。絶対お腹空いたって騒ぎだすのが目に見えてる。

そして園内の高いものを買わされるんや…。

 

しかしまあ確かに、プール行って更に

ご飯外でゆっくり食べる時間の余裕はないんだよね。

google様の祟りじゃあ!



仕方ないので、宿の朝食の残り物を頂くことに。

そう、Art Hostel、朝食の残りの一部&クッキーなんかをそのままブッフェ台に置いといてくれてるの。


昨日も夕方、おやつに残ってたがクッキー食べたよね〜。


この日もウインナーとか目玉焼きとか、ミニサモサやらパウンドケーキっぽいのやらクッキーやら残ってたので

チェックアウト済みの身なので…宿の人にOK貰ってから、いただきます。

少食2人なので、つまむ程度で充分。

ウォーターサーバーもあるから、めっちゃ助かる。

ウズベキスタンウォーターサーバーのある宿が多かった。

 

でも母はホントはウズベキスタン料理をいろいろ食べたいよ…。

 

そしておなじみYandexでプールに出発。

せっかくなので、昨日とは違うウォーターパークに。

goo.gl


googleではWater park だけど、現地ではAqua park。実際そう言わないと通じない。

ピンずれしててちょっと離れた場所(遊園地のちょい手前)に止まったので、そこから少し歩く。ウォーターパークは遊園地、タシケントランドの北隣。

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遊園地の中に入らなくても乗れるゴンドラ。

日本庭園やプールの上空を20分くらいかけて走るそう。

12000スムだったか15000スムだったか…。

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ウズベキスタンの偽ミッキーにしては、傑作レベルのクオリティ。

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誰や。

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アクアパーク入り口。左にあるのがチケット売り場。

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大人は60000スム、3歳~11歳は30000スムだよ。

 

更衣室に入る手前には、水着や浮き輪の売り場も。


あ~。水着売ってるわ…。

 

実は娘に「今日行くプールで水着が売ってたらお母さんも入って欲しいな〜」と言われていて。


そう、私は水着持ってきていなかったの。

イスラム圏ってどんな水着持ってくるべきかわからんくない?

 

上も下も長袖ラッシュガードを持ってくれば、間違いはない。

けども、めちゃくちゃ荷物増えるよね。

しかし普通の水着では非常識で、結局着ないことになるのでは?

と迷ったうえで、持たずに来た。


その心配は杞憂で、昨日のプール見た限りでは

露出度は日本と全く変わらなかったけど。

 

しゃーない。約束を果たすためにも買うか…と思ったら、たっか!!!


300000スムとか350000スムとかするやん!!!中国製のくせして高すぎやろ!

amazonやったら似たようなのが多分もっと安いわ。

品ぞろえの中心は、露出度の低いビキニの上から、ちょっと透けるぺらっぺらの化繊の半袖・膝丈のパレオをかぶるタイプ。

 

ダサい水着ばかりの中からダサい水着をチョイスしてお支払い。

うわ~痛い出費。

 

更衣室前の受付で、パスポートを渡してロッカーのカギをゲット。

デポジットを払うのでもOKみたいだけど、言われた数字がぱっと頭で変換できなくて(スム、桁多いし0を何桁か端折って言ったりするからよくわからん…)聞き返すのも面倒でパスポートとカギをトレード。

制限時間は3時間。3時間を超えると罰金だって。

 

更衣室は清潔。

ダサい水着に着替えて、いざプールに!

 

…敷地面積、ひっろいな!

子供向けのプールまでまあまあの距離を歩く。

 

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解放感~~!!

子供向けの浅いプールのエリアだけでもかなり広い。

私たちは行っていないけど、大人向けのかなりスリリングそうなウォータースライダーがいくつもあるエリアもある。

 

 

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子供向けエリアのさらに奥にあるプール。

左から出ているシャワー、これすっごい勢い。大人たちがキャアキャア言って楽しんでる。

モロにくらうと子供は水圧で溺れるレベル。

 

私たちが行ったエリアの近くには、ピザレストランもあった。

 

十分満喫して、ロッカーの罰金を取られる前に退散。

そもそも、今日は夜に列車の予約をしているのであまりのんびりはしていられない。

 

yandexで呼んだタクシーを待っていると、急に日本語で声をかけられる。


なんや?と思ったら、おー!

昨日ホテルウズベキスタンのSIM売り場で会ったお姉さん!

こんな観光地っぽくないとこで会うとは奇遇だね。


タクシー乗って帰り道、宿の近くのローカルな商店でアイスクリームを買う。

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まあ一番高いやつでも値段はしれてるだろうし、好きなやつ選んでいいよと言ったのに

明らかに最安値っぽいのをチョイス。10円くらい。

袋にも何も入っていない、剥き出しで冷蔵庫に入ってるやつ。

 

幼児としては、袋に入ってるのはある程度想像力が必要なんやろな。

剥き出しのやつだと直結したわかりやすさで美味しく見えるんだと思う。

 

剥き出しのやつ子供に与えるには若干抵抗があったけど、まあ冷凍されてるし大丈夫やろ…。

一口貰ったけど、あっさりで意外と美味しい。

 

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お世話になったArt Hostel。また戻ってくるけどね。

 

さて、予約した列車に乗るためにyandexにタシケント南駅を入力しようとするも

地図上に出てこない。

ネットで調べた綴りで入れても住所で入れても、ここであってるのか?なんか違くない?って場所にピンが立つ。

 

宿の受付のお姉さんにお願いしてもうまくいかないので

お姉さんが宿のパソコンで場所を調べてくれて、地図上のこのあたりだという場所にピンを立ててもらった。

 

…そこまでしたにも関わらず、タクシーが到着したのは、どこここ…?という何もない場所。

困惑して、タシケントユーニイーバグザール(駅)…?って恐る恐る聞くと

え!?ってな感じでだいぶおじいちゃんのドライバーさん、急いで駅に向かってくれた。最初の場所から車で数分。全然場所違うやーん!

 

こっちが正しい場所を指定しなかったせいで余分な距離を走行したのに、追加の料金を請求しようともせず笑顔で送り出してくれようとするおじいちゃん…。

もちろん多めに渡すよね!その気持ちが嬉しい!ホントありがとう!

 

goo.gl

 

タシケントユーニイー(タシケント南)駅。

2つあるタシケントの鉄道駅のうち、長距離路線や夜行列車が発着する。


そう、夜行列車に乗るのです!

18時10分発、クングラード行き。私たちはヌクスまで。

4歳で海外の夜行列車に乗るってのはなかなか貴重な体験じゃないかな。

 

まあ別に珍しい事させたい!とかではなく、私が夜行列車とか夜行バスとか大好きなだけなんだけど。


 公共の交通機関とかでは、家と違ってめちゃお利口にしてくれる&乗り物でぐっすり寝れるタイプの娘だったのも幸いした。

家と違って。家でももうちょっと頼むわ。

 

夜行って、安くて、寝てる間に着いて、なおかつ宿代も浮くって最高過ぎない…?

最強の乗り物だわ。

個人的には、風呂と洗濯の問題さえクリアできれば何日も連続で夜行に乗って街をめぐるとかでもいい。

夜行、だーいすき。

 

家でプリントアウトしてきた、チケットへの引換券をKASSA(切符売り場)で本物のチケットに引き換えてもらう。

 

駅の中にも何か食べるところはあるだろうけど、高いかもしれないし

駅の右隣にある軽食屋さんでサンドイッチでも買うことに。

でも、店内に入るとショーケースはほぼからっぽ…。え、何も無いのかな?と思うと

レジにキリル文字のペラ紙が1枚貼ってあって、これがメニューみたい。

 

おばちゃんがジェスチャーで「入り口の写真を指さしな」

私「これ」

おばちゃん「ない」

私「じゃあこれ」

おばちゃん「ない」

私「これ」

おばちゃん「ない。こっちにしろ」

私「(生玉ねぎいっぱいのホットドッグは娘が無理だ)じゃあこっち」

おばちゃん「(無視)じゃああっちにしな」

私「はい」

おばちゃん「作りな」

おっちゃん「はい」

 

って感じで出てきたのが、半分に切った丸パンにトロットロに煮込まれた、にんにくの効いたお肉(すじ肉かなあ?ホルモンも混じってたかも)がたーーーっぷり挟まったサンドイッチ!!

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しかもめちゃくちゃでかい!!

2つ頼まなくてよかった。娘と2人でも食べきれないサイズ。

正直、ウズベキスタンで今回食べた料理の中で一番おいしかったんじゃないかな…。

娘も気に入ったみたいで、すごくよく食べてくれて助かった。

値段忘れちゃったけど、このサイズとお肉の量でこの立地にしてはめちゃ安かった。

飲み物はちょい高め。

 

駅のKASSAのすぐ右!というとたぶん1軒しかなく、すぐわかると思うので

立ち寄ったらぜひ食べてみて~!

ただしメニュー名はわからない。

 

全部食べ切る時間はないので、続きはホームで列車待ちながら食べることに。

 

本当は駅の中に入ってからホームに出るのかな?

でもKASSAの近くの、外部とホームを隔てる柵に通れる場所があってそこに並んで荷物検査受けてる人たちがいたので私たちも真似して直接ホームに。

駅構内通ろうと思うとだいぶ遠回りになるので助かったけど、今となっては駅の中もちょっと見ておきたかったなと思う。

 

18時前でもまだまだ暑い中、サンドイッチ食べながらしばらく待って

ついに夜行列車到着!


次は3.5日目:夜行列車編をアップします。

 

2日目:タシケント ウォーターパーク!プロフ!ホテルウズベキスタンでSIM契約

前の記事:1日目:関空→仁川国際空港→タシケント

 

ウズベキスタン2日目。

 

飛行機でたっぷり寝ていたからか、朝早くに目が覚めた娘。

快適な気温で気持ちいい。

朝食まではまだ時間がある。

 

娘「あっ!ねこちゃんおる~!!」

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テーブルと椅子の間に注目!

 

娘「あはは!あはあは!ねこちゃんや!!」

娘のテンション朝からダダ上がり。

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窓から外に出てしまったので、娘も玄関から外に。

当然視界に入るプール。

 

そしてこの有様である。朝6時。

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娘「ねこちゃんわたしが泳いでるの、なにかな~?ってみてるんちゃう~?」

 

たぶん違うと思うわ。

 

昨日サクサクで繋がっていた宿のWiFiが繋がらなくなった為、SIM契約しに行くまでの繋ぎでとりあえず1日だけauの世界データ定額に申し込むことにする。

 

豪華な朝ごはん、子連れには嬉しいブッフェ形式!

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シルバーのウォーマーの中には目玉焼きやウインナーも。

またこの目玉焼きが、絶妙な半熟加減で美味しかったんだよね~。

私の大好物、プルーンとプラムもある!

朝ごはんはここが一番よかったな。

 

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娘「日本のスイカは種くろいけど、ウズベキスタンのスイカは種ちゃいろいねんな」

 

よく見てる!でもこのスイカだけかもしれない。

前日はほぼ移動だったので、旅行本番は今日から。

この日は娘にリフレッシュしてもらう為、長距離移動のない休息日。

 

今日は約束してた通りまずは娘の行きたいところに行こう。

動物園?遊園地?のんびりお散歩でもいいよ。

 

娘「動物園とか遊園地とかプールとか?」

プールはさっき入ったやん。

娘「でもプール入りたい」

帰ってきてからまた夜入ったら?

娘「じゃあ違うところのプール行こ?」

 

というわけで、やってきましたウォーターパーク。

タシケントにいくつかある大型プール施設の中から、評判がよさそうで子供が喜びそうなここをチョイス。

Aqua park Solnechny Gorod

goo.gl

https://

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 よかったら詳細はこちらをご覧ください。↑

入場の手順や料金、システムなど記載してます。

 

名前を呼ばれたら受付の建物に入ってお金を払う。

若いお姉さんがすごく一生懸命英語で説明してくれるんだけど

 

え?な、なんて??何を言っているか全くわからない…。

 

いや、私英語が苦手とは言っても、買い物や施設の受付で

『いくら支払えと言っているか』くらいは流石にわかるわけ。

 

それが、ほんっとうにわからない。こんなの初めて。

ロシア語やウズベク語じゃないのよ。たまに話の核心には関係ないような単語(and とか you とかね)は聞き取れるんだけど…。

 

お姉さん、頭を抱え始めたのでスマホで、日本語⇔ロシア語で翻訳して事なきを得る。

 

結局話の内容としては大人が100000スム、子供が40000(80000だったかも…記憶が曖昧)スムだから、あなたは140000スム支払う必要があります。

 

ってだけだった。

そこにある電卓で打ってもらってもよかってんで?笑

 

観光客とか普段来ないので、言葉通じなければ電卓使う!という発想がないくらい対応に慣れていないのかな。

すみません、ただの観光客がこんなローカルな施設にいきなり来て…。

 

でも一緒にプールのエリアに降りてくれて

 

ここやここのテーブルとイスは使ってOKよ(想像)

その帽子かタオル貸して?ほら、席を離れるときはこうやってものを置いて席をキープしておくのよ!(想像)

トイレはこっちで更衣室はあっちよ!(想像)

 

と激しいジェスチャーとともに一生懸命説明してくれて、本当に親切だなあ。

 

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娘、大大大はしゃぎ。ウズベキスタン到着から、まだ半日なのに3回目のプール。

着替えるとき

娘「水着ぬれてる!つめたい!」とブーブー文句を言っていたが

いやあんた、そらしゃーないやろ…。

 

今までは怖がっていたウォータースライダーも、勇気を出して初挑戦!

ハマったらしく、延々と同じウォータースライダーをぐるぐるぐるぐる。

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本人が楽しいのが一番なんだけど、他にもいっぱい滑り台とかあるし、入ってないプールもあるのに勿体ないな~とついつい思っちゃう。

 

 たくさん遊んで、そろそろ空腹が限界になってきたのでお昼ご飯を食べに、中央アジアプロフセンターに。

でも、ウォーターパーク内のご飯もすごく美味しそうで。

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焼かれてるシャシリクも当然ながら、すごいボリューミーなハンバーガープレートや

ガラスの器に入った韓国の冷麺でも冷やし中華でもないけど、そんな雰囲気の涼しげな麺とかが運ばれていくのを指をくわえて見てた。

次来たら、今度は中で食べてみたいな~!

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入り口近くには鳥もいるよ。

「鳥さん~!」と動かない娘。

お母さんお腹と背中がくっついてそのまま穴あきそうなくらいお腹空いてるんですけど…。

 

さて、プロフ。

前回ウズベキスタンに来たときは空腹具合のタイミングが合わず来れなかったプロフセンター!ド定番!

 

来た時間が14時過ぎてからと遅かったので、一番大きいお鍋はからっぽ。

他にもいくつか空の鍋があり、2つの鍋にプロフが残っているのみ。

それでもまだプロフを求めるお客さんで大行列。

 

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明朗会計でありがたい~。

17000スムと18000スムと2種類あるみたいだけど、170000スムのしか残っていなかった。

羊肉と牛肉、お肉の違いらしいとtwitterで教えてもらいました。

 

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娘「おなかぺこぺこすぎるー!はやくー!」と急かされ、写真も撮れずにいただきます!

 

は~。油っぽいけどめちゃおいしー!

辛くないけど、スパイスがじわじわ効いてくる。

 

な~!めっちゃおいしいな~!

娘「このごはんちょっといやだ…」

 

えーっ…。

お肉と馬肉ソーセージとひよこ豆しか食べない娘…。

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 娘「もういらん…」

え、でもお腹いっぱいなってないやろ?食べたら?

娘「でも味いや…」

 

えーー。仕方ない。パンやったら食べる?

娘「食べるー!」

 しょうがないなー。買ってきたるから待っててな。

 

建物の一番奥に、サラダやノン、ドリンク類を売ってるコーナーがあって

ノンは半分や4分の1、スライスした一切れでも購入可能。

バザールとかでよく見る大きいサイズより小ぶり。

4分の1をチョイス。お値段500スム。

10円以下!!やっす!

 

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ほらほらパンだよ。たべなはれ。おいしい?

娘「おいしすぎるー!」

へえ~、お母さんにもちょっとちょうだい。

娘「いやっ!」

いやいやなんでよ。ちょうだいよ。

娘「おいしすぎるからダメ!」

 

4分の1、結構大きいんだけど…。食べきれないでしょと思ってたらペロッと間食。

プロフ食べつつお持ち帰り用にノン大量購入してる人もいるし、きっと美味しいのであろう。

f:id:meto_miu:20190929112339j:plain お兄さん2人組が飲んでる、アイス用のポットに入ってるフルーツ入りの飲料が気になるも、激甘だと困るということと、どちらにせよ幼児と2人じゃ飲みきれないので我慢しておく。

 

後からTwitterで、コンポートという果物を水につけて作るスラブ系の飲み物だという事を教えていただく。

基本は甘くない、フルーツを砂糖につけてから作る場合はほんのり甘いとのこと。

あ~!絶対美味しいやつだ!次見かけたら頼も。

 

そして、ホテルウズベキスタンへBeeLineのSIMを買いに。

ただ、そこに向かう時と帰るときにトラブル発生。

yandexでタクシーを呼ぶも携帯が熱を持ちすぎて『通信を停止します』と勝手に切断しまくる。

 

ドライバー側でどういう処理になっているかわからず、こちらに向かっていると申し訳ないので粘るもタクシーは来ず、再度繋がっても画面はキャンセルもできず車の位置も動いておらずという状況が起こって

時間も体力も、すごくロスしてしまった。何せ8月頭のタシケント、ものすごく暑い。いやもはや熱い。

 

今後yandexのエリアは拡大していく予定とのことだけど、通信状況がいまいちな時は

面倒なことになるかもなので、お気をつけて。

 

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やっとのことでホテルウズベキスタン前。

スプリンクラーによりミニ虹が発生している。

 

日本じゃ最近は見かけない、自動回転扉に娘はしゃぐ。

 

娘「もういっかいまわっていい?」

帰りにな。

 

入ってすぐ右にBeeLineの窓口があるんだけど、無人

SIM買いたい先客が、ホテルの案内係?にいつ窓口があくのかをちょうど聞いてるみたい。

どうやら、今休憩中で多分すぐ戻ってくるよう。

 

先客は日本人のお姉さんで、キルギスから今日ウズベキスタンに入ったばかりだそう。

ウズベキスタン初日だから、街中では『レギないから』ってSIM買えなかった」

ウズベキスタン暑すぎて、すでにキルギスが恋しい」とのこと。

 

なんとなくキルギスもこの時期は暑いもんだと思い込んでたので聞くと、キルギスは都市部でも涼しかったんだそう。へええ。

 

レギ=レギストラーツィア=滞在登録。

一泊ごとに旅行者は必ず必要で、宿でもらう証明書を持ってないことが見つかると罰金が10万円ほどかかる。

 

形骸化してきていて、今じゃ基本的に確認されない…と聞いていたが

私は帰りの空港で出せと言われてめちゃくちゃマジマジとチェックされたし、宿でも前日のレギを出せと言われたりもした。

ので、まだきちんと貰っておいた方が安全安心だと思うな。

Airbnbなんかで宿をとる旅行者もいるみたいだけど、レギはちゃんと出してもらえるんだろうか?

 

お姉さんと少し話している間に、窓口の人が戻ってきて順に無事開通。

 

よかったよかった。

 

しかし先述の通りまたスマホが熱暴走してyandexが使えず、ホテル近くにいるタクシーはぼったくって来ようとするしムカついて来たので、地下鉄で帰ることに。

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2018年6月から解禁された、地下鉄構内の撮影

時間があって、なおかつ一人旅なら全路線全駅制覇してみたい。

 

間違って違う路線の地下鉄に乗ってしまったりとトラブルもありつつ、宿の最寄り駅まで到着。

宿までは徒歩15分。

大人の足ならね…。疲れ切った夕方にこれはちょっとキツかったかなと反省。

最後の方は

娘「疲れた~。歩けない~。抱っこ~。はやくウズベキスタンのおうちに帰っておやつとか食べたいな」と言いながらも、何とか頑張って歩ききってくれました。えらい!

でもな?

 

途中で

娘「鳥さんおる!待ってー!あっ写真とーろうっと!」

と鳥を追いかけたり

娘「ちょっと待って!石ひろうわ!」

と道端の何の変哲もない小石を拾い集めだしたり

娘「遊びたい~!」

と通りがかった公園とも言えないレベルの公園で遊びだしたり

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しなければ、そんなに疲れず帰ってこれたと思うで。

 

でも大人の都合で連れてきた旅行、小さいことでも楽しんで過ごしてくれるのはとっても嬉しいよ〜。

付き合ってくれてありがとうね。

まあちょっといろいろ時間かかって困るけど!

 

大人の私でもくたくたになって宿に帰還。

娘「疲れた~。眠い~。でもおやつたべたい~」

この時もう19時前。

 

疲れたね。お部屋でおやつ食べて休もっか。

それとももうお風呂入って寝る?

 

なんて言ってたのに、これですよ。

 

!?

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もう、ちょっと頭おかしいんちゃうかな。

そりゃ金田一少年ばりの『!?』も出るわ。

水着、乾く暇なし。

 

しかも休憩挟んでとかじゃないからね。

 

宿着いた!

娘「あっ!ねこちゃん!写真とろ!」

カシャカシャ

娘「おかあさん!プール入りたい!」

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くらいのスピード感。

 

ぜんっぜん元気やないか!!!!

 

がっつり泳いで、寒くなってきたのでもう止めとき→もうちょっと!の攻防の後、晩御飯。

 

お母さんは、ウズベキスタンでいろんな料理が食べたいんだよ。

でも

娘「疲れちゃったしお外に食べに行くのはいやだ」

 

クソッ!!!プールの分少しお外に食べに行く体力にまわしてくれよっ!!

 

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晩御飯は飛行機でもらった、おなじみの丸いパン。

袋に賞味期限が書いてあるので安心だわ。

 

ひ、ひもじい…。

 

娘「このパンおいし~」

 

よ、よかったな。あんたパンならなんでも美味しいな。

朝ごはんで野菜ちゃんと食べや…。

 

次の日3日目は、食器を買いにチンネバザールに行く予定。

日本でも、お買い物に付き合うのが嫌いな娘。

だから前もって、食器を買いに行く日とスザニを買いに行く日は

悪いけど我慢して付き合ってくれと散々念押ししてお願いしていた。

 

明日、食器買いにちょっと遠くまで行くからね。

悪いけど、やいやい言わないでゆっくり見させてね。

ちゃんと待ってられて、お買い物が終わったら、動物園か遊園地か好きなとこ遊びにいこうね。

 

娘「っほ~~い!おっけ~でぇ~っす!」

 

不安すぎ。

 

→次の記事:3日目:食器を買いにチンネバザール!またもやプール、そして大移動

 

1日目:関空→仁川国際空港→タシケント

←前の記事:はじめに。子連れでウズベキスタンを再訪するまで

 

これまでの旅行では、出発日を子供に伝えてしまうと気持ちがたかぶったりプレッシャーだったりで土壇場に体調を崩すというジンクス?を考慮し

朝突然知らせて連れて行くという方法を取っていたが、流石にもう4歳。

隠しきれず初めてしっかりと日程を伝えた。

 

どうせなら、ということで

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娘用の旅のしおりも作成。

ある程度娘の好きにさせてあげたいとは言え、移動日に関しては時間厳守必須。

その日の予定を把握させるのにすごく役に立ったし、自分が時間確認するのにも便利だった。

 

 

しっかし出発1週間前くらいから、娘の体調が気になって気になって仕方がない。

 手足口病プール熱が流行っている夏の幼稚園界隈。

旅行準備もあるし、と7月後半は幼稚園の預かり保育に入れてしまったので、何かもらってこないかと毎日ヒヤヒヤ。

どうせかかるなら早めにかかって余裕持って治ってくれ!と、親にあるまじき発想まで出てくる始末。

 

毎朝起きてまず、おでこに手を当てて熱がないか確認。

出発当日も、もちろんおでこに手を当てて熱がないか確認。

 

大丈夫。元気そう!出発までの最難関かつ最重要な問題をクリアし、ホッと胸をなでおろす。

 

8月4日朝、ついにウズベキスタン2人旅へ出発。

しかし、私がいきなりやらかしてしまったせいで、本来乗り換えなしのJR一本で関空に着くはずが

途中で南海電鉄の特急ラピートに乗り換えしなきゃならない上、汗だくだくで電車に乗り込むことに。

 

汗だくの私「ハァハァ…。ごめんな、最初からこんなバタバタで…」

汗だくの娘「ハァハァ…。いいよ!うちはお母さんもお父さんもわたしもみんな忘れんぼやからな!」

 

や、や、優しい~~!!そしてよくわかっている…。

まあ忘れ物をしたわけではないのだけど。

 

娘、南海新今宮駅のエレベーターで乗り合わせたおっちゃんに、キティちゃんの競馬のうちわをもらう。

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競馬ってとこが新今宮っぽいわあ~!

そしてキティ、ほんま仕事選ばんな。

 

娘大喜びで、まだ汗かいてる私をせっせと扇いでくれる。ラッキー!

おっちゃんありがとう!

 

車内でも、うちわの裏側のご当地競馬キャラみたいなのをネタに会話したり扇ぎあいっこしたり、うちわのおかげでめっちゃ間が持つ~!

 

ラピートはキン肉マンラッピング。

世代じゃないのでキン肉マンのことは、ラーメンマンが昔みそラーメンだったことくらいしか知らないけど、なんとなく記念撮影。

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赤いキン肉マン、皮が剥げて肉が露出してるみたいに見えて、なんかちょっとごめんなさい。

 

関空到着。

10数年エポスゴールドカードを使っているんだけど、なんとラウンジ初利用。今更!

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子供は無料でありがたや!

ジュースとかお菓子あるから間が持つ~!

飛行機見えるアネックス六甲を選んだのでなおのことに間が持つ~!

 

子供との旅行、間を持たせることに命かけがち。

 

他には

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ピカチュウ機長と写真撮ったり。

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しょぼいキッズゾーンで大はしゃぎしたり。

娘「もっと遊びたーい!」

 

悪いがそれは聞けぬ頼みだ。置いて行かれる。

 

 9時30発、仁川国際空港行の大韓航空

関空からはウズベキスタン航空の直行便が飛んでいない。

昔は飛んでたらしい。今旅行者増えてるし、また繋いでほしいな〜!

んで就航記念キャンペーンとかやってくれ!

 

娘、2歳以降に乗った飛行機はLCCばっかりだったのでキッズミール初体験。

短距離路線の朝ごはんなのにめちゃ豪華やな!

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サンドイッチ2種にロールジャムサンド3種、からあげにフルーツにジュースにチョコ!

おいおい大人は菓子パンとヨーグルトと水だけやぞ。

娘はプリン食べられないのでヨーグルトとトレードしたんだけど、めちゃ美味しかった。

 

11時20分に仁川着。

15時25分に出発なので、時間はたっぷり。ふはは、今度は好きなだけキッズゾーンで遊ぶが良い。

 

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幼児が特に楽しめそうなのは、ゲート243近くの↑と

ゲート246近くの↓かな。

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 遊んで遊んでどんどん体力を削って飛行機で寝ておくれ!

 

仁川では私も1つ狙っていたものがあって。

 

じゃーん、約15年ぶりのタピオカ!初めて台湾に行ったとき以来!

タピブームに乗っかって飲んでみた。

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おいしいや〜ん。

タピオカ美味しいけどさ、これ飲むとお腹一杯になって他にいろいろ食べられなくなるので、2度目以降の台湾では飲まないようにしてた。

 

娘「うーん。下にある黒いお団子がおいしくないな〜。ないほうがおいしいんちゃう?」

 

まさかのタピオカドリンク全否定。

 

なんやかんやで約4時間あっという間でついにタシケントへ出発!

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子供用ヘッドフォンがもらえず、大人用を無理やりセットされる娘。

タオルを挟んでおる。

 

キッズミールはあらかじめ、ハンバーガーとトンカツとスパゲッティとオムライスから選択可能。

スパゲッティは汚しそう。オムライスは食べられない。

現地で豚肉食べないだろうから、トンカツをチョイス。

大人の機内食よりは美味しかった。

私、割と機内食もそれなりに美味しく頂けるタイプなんだけどちょっと今回のはあかんかったな…。6年前にアシアナに乗った時の方がおいしかったかも。

 

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そして実は、3人旅。メルです。

かさばるから本当は持って来たくなかったんだけど、娘の精神安定にも繋がるだろうし仕方ない。

しかし娘のリュックはメルだけでほぼ埋まる…。すごく…邪魔です…。

 

途中でサンドイッチBOXも配られた。

 

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日本じゃ見れない風景!

 

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つくぞ!つくぞ!

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娘「ひゃはあ〜〜!ウズベキスタンにとうちゃくだ~~!!」

 

19時、タシケント国際空港到着!

両替は入国審査のゲート通る前、ゲートの左側にあるので必要な人は列に並ぶ前に!

入国審査はさほど待たず。

しかし、荷物出てくるのにものっすごい時間かかった。

だからスーツケース預けるのは嫌なんだよーー!!!

私、スーツケース重いしロストバゲージ怖いしで好きじゃなく、自分では持っていないくらい。

今回はリシタンの日本語学校への寄付品もあり大荷物だったので、仕方なく実家からスーツケースを借りて持ってきた。せめて軽いように布のやつ。

 

さっきまでご機嫌だった娘も「まだあ~?」「疲れたあ~~」とご機嫌斜めに…。

 

あっちのベンチで座ってなと言っても、基本的に母親にべったりの離れたくないタイプなので「いや!」の一点張り。

はよ荷物出てきてくれー!

 

やっとのことで荷物受け取り、何故かすごく空いてる空港SIM売り場に。

私「SIMカード…」

スタッフ「(食い気味に)ないよ!」

私「?」

スタッフ「システムストップでSIMはないよ!」

 

なんやとー!!!めっちゃ評判の悪かった空港SIM、試してみたかったのに。

後から話を聞くと、もう少し後日に到着した人は普通に買えて、でもSIM会社が変わっていたらしい。

問題があったから変わったのか、変わるためのシステムストップだったのか?

なんにせよツイていない。

 

空港の外に出たのは20時ごろ。

まだそこまで暗くないけど、一応子連れで夜着なので宿からの迎えを頼んでおいた。

お値段10ドル。大体どの宿でもこれが相場みたい。

自分でタクシー捕まえればもちろん数分の1。

でも、頼んでおいて本当によかった。

 

「疲れたああ。歩けない!だっこーー!喉乾いたああ」と預け荷物待ちで機嫌最悪の娘を傍らに、交渉も必要なくささーーっと駐車場まで一直線!

しかも大きな荷物も2つ(娘とバックパック)持ってくれてありがたやー!

 そして車に乗り込んだらペットボトルもお水もくれて。めちゃ気が利くーー!!

エスパーか!

 

宿に着くころには真っ暗。1泊目はArt hostel。2人で個室(風呂トイレ共同)2500円くらい。

一人でドミトリーに泊まるなら1000円前後。

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この宿にした一番の理由は、お手頃価格なのにプールがあるから!! 

 

さあ、今日は一日移動で疲れたやろ。なんかご飯食べに行く?それともお部屋で食べなかった機内食でも食べてもう休む?

 

娘「泳ぎたい!」

 

いやいや…。もう夜やし。さっきまで疲れた歩けない眠い言うてたやん。

 

娘「泳ぎたい~~~!」

 

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暗い中、足もつかないようなプールで器用に泳ぐ娘。

アームフロート、嵩張らなくていいわあ。

 

さ、冷えてきちゃうしそろそろあがろっか。

娘「もっと泳ぐ~!」

風邪ひくで!

娘「もうちょっとだけー!」

 

めちゃくちゃ元気やないか!!!!

 

結局たっぷり泳いで、シャワー浴びて一日目終了。

 

SIM無いのが不安だけど、宿のWiFiがかなりスイスイ繋がって一安心。

2日目は、1日目移動頑張った娘をリフレッシュさせる為に好きなところに連れていく予定。

 

→次の記事:2日目タシケント ウォーターパーク!プロフ!ホテルウズベキスタンでSIM契約

はじめに。子連れでウズベキスタンに再訪するまで

6年前の2013年8月、独身最後の旅行先としてウズベキスタンを選んだ。

選んだ動機は「行っていないイスラム教の国で、一番安全そうなところ」というだけ。

とても良いところだったが、ようやく新居が決まった直後、ひと月半後に控えた新居への引っ越し準備、結婚式の準備に新婚旅行の手配とやることだらけで忙殺されるなか無理やりに行ったこともあり

帰国後、ウズベキスタンの余韻に浸ることもできず忙しさの渦に飲まれていった。

 

そして半年後、妊娠発覚。それに伴う職場とのトラブル。出産。育児。

めまぐるしく変わっていく環境の中で、何故か思い出すのはウズベキスタン

エジプトでもなく、ポルトガルでもなく、ネパールでもなく、ウズベキスタン

ウズベキスタンへの想いは日に日に増し、娘が3歳になった頃にはついにウズベキスタンのことで頭がいっぱい。

ウズベキスタンへ行きたい気持ちが寄せては返し寄せては返し、まあ何も手につかない。

行ってしまえばすっきりするだろう!と行ってきましたウズベキスタン18日間の旅の記録です。

過去の旅行の記録を全く残してこなかったことで、写真を見てもどこが何やら全然覚えていない後悔もあり、まずは備忘録として。

まだ渡航を迷っていたころ、子連れで行かれた方が残された情報にとても勇気づけられ参考になったので、私の情報もまた、少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。

 

「お母さん、すごく大好きな国があって夏休みに行きたいんだけど一緒に来てくれる?

シンガポールみたいに毎日動物園に行ったりプールに行ったりはできないし、娘が好きじゃない車にもすごくたくさん乗らないといけないから、しんどいし楽しくないかもしれないけど」

「お母さんが一緒ならいいよー!」

 

あの時そう言ってくれた娘、ありがとう。