子連れでも行けるウズベキスタン!

2019年8月、4歳の娘と行ったウズベキスタン18日間の2人旅の記録。薄れていく記憶をとどめておく備忘録として。各地の遊園地や公園、プールなど子連れ旅行者に役立つ情報を残して行きたい。

兵庫県明石市まで、ウズベキスタン料理教室に行ってきた

2度目のウズベキスタン旅行から帰ってきてから、プロフ用スパイスミックスなんぞをお土産に買ってきていたこともあり

「大阪でウズベキスタン料理教室とかないかな~。検索して出てくるのは関東ばっかりだな」と探していたころ。

 

SNSで「兵庫県明石市で、12月にウズベキスタン料理教室がありますよ!」と教えて頂きました。

明石か〜。

行きたい!けどちょっと遠い。交通費だけでも往復2000円くらいかかるし…。と思いつつ調べてみると、なんと受講料1500円。

1500円!?

や、安い。これは行くしかないと、さっそく電話で申し込み。

 

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なんと親子料理教室も隔月で開催しているらしい。

小学生からなので、幼稚園児の娘は残念ながら参加不可。

 

今回申し込んだ12月15日の大人向け料理教室も子連れ不可という事で、娘は主人に任せて一人で参加してきました。

 

主催するのはこちら。

www.facebook.com

 

明石駅から歩いてすぐの、ウィズあかしという学習センターの調理室を貸し切って行われます。

 
goo.gl

 

4~5人ずつの班分けが行われており、私はC班。

参加者の多くは、リピーターの地域の奥様方。和気あいあい。

男性の参加者も。

 

今回の先生は、ナマンガン近くの町チュストから5年前に来日した母娘2人。

 

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画像はサモサをつるんでるとこ。

 

最後の質問タイムで、もしホラズム地方出身ならシュビト・オシュの温度問題のことを聞こう…!と思ってどちら出身なのか聞いたんだけど、正反対だった。

 

シュビト・オシュの温度問題についてはヒヴァの旅行記をご参照ください。

 

www.koduredemo.com

www.koduredemo.com

 

チュストは包丁が有名でウズベキスタンの人はみんな買いに来るんだそう。

マンガンウズベキスタン第二の都市。第二の都市近くで包丁が有名って、なんだか大阪の堺市を彷彿とさせる。

 

先生の自己紹介のあと、まんまる明石のスタッフの方から

「地域交流を目的としたイベントで、先生も私たちも料理のプロというわけではないので、ドタバタも多めに見て頂いて…」とひとこと。

うんうん。もちろんもちろん。

 

メニューは、プロフに3種のサモサ(挽肉・かぼちゃ・ほうれんそう)に、玉ねぎ多めのアッチクチュチュク(トマトときゅうりのサラダ)。

 

丁度最近、市場で黄色いニンジンをゲットしたので、ウズベキスタン旅行で買ってきたプロフ用スパイスミックスを使うチャンス!ちょうど予習が出来て嬉しいな~。

 

先生「ほんとうは黄色いニンジンを使うことが多いです。日本では黄色いニンジン売ってるの見たことありません」

 

ふふふ、関西でも冬になるとたまに見かけるよ~!

 

しかしプロフ用に牛ブロック肉が必要なところ、ミスがあって牛ひき肉が用意されてしまったことが発覚。

急遽ミンチ肉を団子状に成型してプロフの具にすることに。

先生「本当は牛や羊の塊のお肉を使います。でも、お年寄りや子供が多いときは挽肉をこう(団子状に)して使うこともあります。」

 

へ~!じゃあ現地でもあり得ないレシピではないのか。鶏肉を使うこともあるそう。

わりと何でもありなのね。

 

他はニンジンにたまねぎ、塩とクミンだけのシンプルなレシピ。

 

意外だったのは、米をしばらく浸水させること。

パエリアやリゾットみたいに、生米を投入するのかと思ってた。

これは日本人に合わせてのレシピなのか、それともナマンガン地方独特のものか聞いてみたら、基本的にウズベキスタンのどこの地域でも、柔らかくするために水に浸けると言っていた。ほー。

 

米を鍋に投入する時は、真ん中には入れず周りから入れていくんだそう。

で、炊いてる途中で米を一つの山型に成型するんだって。

確かに、買ってきたプロフ用スパイスの裏にも「米を山の形にしろ」って書いてあった。

 

ちなみに、ひとつの班に用意されているお米は500g。対して油は300ml。

油に投入されていく具を見て「あ~、はいはい、具は揚げ焼きにするのね」と余裕の構えだった参加者の奥様方。

そのままそこに米を投入すると判明した時のおののき様といったら!

うんうんせやんね~?油の多さにびっくりするよね~?なーんて知った風に思っていたのですが、甘かった。そのあと私もおののく事態に。

 

いやサモサの油分よ。

1辺10cmくらいの三角形のサモサ15個分くらい用の具に、油を150ml入れるの。

だ~~~~っと。あ、こ、こ、こんなに入れるんだ。そんないる?この油。

その上、伸ばした生地にもマーガリンをべたべたべた~~~っと豪快に塗っていく。

サモサの油分、パネェっす。

その上かぼちゃサモサ用の具には、ばっさばっさと砂糖を大匙2杯。

 

美味しいものってやっぱ高カロリー。

 

 ちなみにこの日のプロフは先生曰く「ナマンガン地方風。タシケントとかはもっと油が多い。ナマンガンはお水の割合が多い」らしい。

こ、これで。

 

料理教室という性質上、あまりスマホいじくってるのもアレなので(いちいち手を洗わなきゃだし)写真は少しだけしか撮らなかったんだけど、さすがにプロフの写真を撮り忘れたのはどうかと思う。

「わー♪」となるとすぐ撮り忘れちゃう。

 

うちの班は、お肉のサモサが焦げてしまったんだけど、何故かそれは撮った。笑

 

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でもでも!

形はかなりいいかんじじゃない!?

 

 

かぼちゃとほうれんそうのサモサは無事。

 

私は、プロフは半分食べて、残りは持参の容器で持ち帰り。

サモサも持って帰って娘と食べました。

 

かぼちゃサモサと挽肉サモサを食べた娘「皮は美味しいけど、中の味いや…。皮だけ食べる。」

 

 

うーん。現地でも同じことを言っていたな。

クミンはよく家でも使うので、コリアンダーがだめっぽい。

 

っていうか娘、夕方なのにまだパジャマ…。

 

ちなみに10時から13時予定の料理教室、終わったのは14時半近く。

毎回参加しているという同じ班の奥様によると「大体いつも時間オーバーしてこんなもん」らしいので

もし今後ご参加される方は時間の余裕を持ってご参加ください!

最後に質問コーナーもあるので、現地出身の方からいろんな話も聞けますよー!

 

次回のお料理教室は中国料理らしい。メニューはなんと、北京ダック…風!

北京ダックは高くて作れないので、北京ダック風料理を作るらしいです。楽しそうだな。

毎回参加の奥様「多分前回の中国料理の先生と同じだと思うけど、すごく面白い先生」らしい。

↓まんまるあかし、世界のお料理教室の情報はこちら。

 

www.manmaru-akashi.net

 

班の奥様に、今まで開催された中でどこの国の料理教室が特によかったです?と聞いてみると、ペルシャ料理だって。

へ~~~めっちゃ興味ある!!

お鍋の外に野菜を敷き詰めて、ご飯を入れて炊く料理が美味しかったとか。

 

帰ってから調べてみたんだけど、それっぽい料理が出てこなくてわからなかった。

うーん気になる。

 

ちょっと遠いのがネックだけど、安いし楽しいし、また興味のある国の時に行ってみたいな。

明石市近郊にお住いの方はぜひ!