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しつこくしつこく念を押していた、チンネバザール(食器市場)に食器を買いに行く朝。
この日は昨日はなかったメロンが朝食に!
メロン、めちゃおいしい~~~!
食べ終えるころに出てきたので、すでに他の果物をたっぷり食べた後だったんだけど
メロンはな~。メロンは食べちゃうよね。
ウズベキスタンのメロン、本当においしい!!
品種によって異なるけど、この日食べたメロンは甘くて、何より水分量がすごい。ほぼジュース。果肉はこの滴る果汁をとどめておくためだけに最低限存在している…って感じ。
まんぷく食べたら、宿をチェックアウトして荷物を預かってもらう。
バックパックは夕方に引き取るけど、憎きスーツケースは11日後、またここArt hostelに泊まる日まで預かってもらうのだ。身軽になったわー!!
宿のプール?いうまでもなく朝食前に入ってはりました。
4回目じゃもはや写真も撮っていない。
yandexでタクシー呼んで、いざチンネバザールへ!
チンネ・バザール
Tashkent, ウズベキスタン https://g.co/kgs/1Lfjkf
メトロのoybek駅とKosmonavtlar駅の間くらいにあるArt hostelから、状況によって25000sum~28000sumくらいかな。
バザールの目の前で、バスで乗り降りしてる人を沢山見かけたので
時間に余裕があって、子供の体力温存など考える必要のない方はバスで行くとよいかと思います。
もしくはメトロでOlmazor駅まで行って、そこからタクシーとか。
入り口はこんな感じ。
入ってすぐはお鍋とかバケツとか、生活用品のお店が並んでいて
少し奥に入ると、あっちの通路もこっちの通路も、全部食器屋さん。
できれば値札のついている店がいいんだけど…と探すも、数少ない。
しかも値段、マジックで食器に直書きやねんな。
一番上に置いてある、値段の書かれているお皿が一番状態が良かったりして困るわ。
店3軒くらい見た時点で、娘の「帰りたい~!つまんない~!」コールが発動!
はやいよ!!!
しかも、ぴったりべったり母親にくっついていたいタイプの娘なので
食器割っちゃったら大変だから、お店の隅ににいてね
とか
お店のお椅子借りて座っててくれる?とかは通用しない。
せま~~~い店内で、ずーっとぴったり後ろにくっついてくる。ドラクエか。
も~~~。座って体力温存しといてくれ!!
あげく
娘「次にはいるお店で最後がいい!!!」
えええ~…。
言うても、まだ食器見だして30分も経ってないのよ。
あれだけ事前にお願いしてたのに…。
でも仕方ない。わかったよ。
で、次に見つけた値段がある程度書いてあるお店に入ったんだけど
う、う~ん。他と比べて高めで品質がいまいちよくない…気がする。
最後だと思ってまじまじ見てるからかもしれない。
ごめん、新しいお店はもう行かないから、さっき見たお店に戻ってそこで買ってもいい?そこで最後にするよ。
娘「だめ!だってお約束したもん!」
あーはいはい。わかりました。わかりましたーーー!!
いまいちテンションあがらず食器を購入。なので予定の半量くらい。
タクシー代かけてわざわざ来た意味なし!
お店の子供たちが梱包してくれる。
くれたブドウを食べて待つ娘。かたくなに座らないのはなんでなの。
殆どが綿花柄の食器メインのお店で、お土産屋さんでよく見るような絵付けのリシタン陶器なんかを取り扱ってる店は目に入った限りでは一軒だけだったけど、あるにはある。
通ってない通路とかにはもっとあったのかもしれない。
ザクロ柄の大き目のお皿、言い値で16000スムとかだった。
観光地とかだといくらくらいだろ?
さて後はyandex呼んで帰るだけ、と思いきや
バザール前、えげつないことになってる。
道路、車と人でぎゅうぎゅう。
一応yandexで見てみるも、呼んでからここにたどり着くまでに10分以上かかるような表示。
しかも、呼んだとしたってこれ、うまく落ち合えないんでは?という感じ。
無理だ。長時間ここにいると暑すぎて、親子でアスファルトと一体化する。
コールタールのおばけとして、ウズベキスタンで生きていかなくちゃならなくなる。
でも流しのタクシーを捕まえようと待つも、全然通りかからない。
仕方ないので、タクシー乗りたいんだけど…とバザール前にいたおっちゃんに言ってみると
あっちに行けと指をさされる。
どうやらバザールの門出て右側から乗れるみたい。
暑いわ食器は重いわのなか、ヒーヒー言いながら移動して、ようやくタクシーゲット!
提示は50000sum。高いけど、タクシー探して行ったり来たりしてる間にくらくらしてきてもう限界だったので、言い値で乗車。
一応乗る前にスマホで地図と宿の住所を見せて、OK貰ったんだけど…。
ドライバー、ぜんっぜんわかっていない。完全に迷子。
まあここまではよくあること。
スマホでgoogle mapでナビを開始して手渡したんだけど、このおっちゃん全然google様のいう事聞かへんわ!
いやいや正反対やで!!どんどん到着地からの距離伸びてるやん!!
ジェスチャーで方向を指示するも「わからんわ~」みたいな手ぶり。
スマホを指さして、ここがホテルやで!今ここやで!方向あっちやで!と何度訴えても、ぐるぐる同じところを回って「ないわ~。どこや?」みたいな顔する。
車止めて一生懸命地元民に聞くけど、結局何故か同じところをぐるぐる回る…。
方向音痴すぎ。タクシードライバー向いてないんちゃうかな…。
メーターちゃうから損するだけやで。
40分くらいで着くはずが、1時間半以上かかってようやく到着。
バザール前の道が混んでたのもあるけど、ほぼおっちゃんの逆走が原因。
google様に逆らうとは…恐ろしいことを…。
もうチェックアウト済みだけど、疲れたので宿の共有スペースで休ませてもらう。
買った食器も宿に預けるスーツケースに突っ込む。
さて。
ぜんっぜんゆっくり見させてくれなかったけど!
一応は買い物に付き合ってくれたので、次は娘のターン。
どこ行く?遊園地?動物園?
娘「動物園とか遊園地とか、プールとかやろ!?」
ですよね〜。
ただ、ちょうどお昼ご飯の時間だったので、ご飯を食べてから行こうともちかけるもすぐに行きたい娘と衝突。
でもお昼抜きでプールはなあ。絶対お腹空いたって騒ぎだすのが目に見えてる。
そして園内の高いものを買わされるんや…。
しかしまあ確かに、プール行って更に
ご飯外でゆっくり食べる時間の余裕はないんだよね。
google様の祟りじゃあ!
仕方ないので、宿の朝食の残り物を頂くことに。
そう、Art Hostel、朝食の残りの一部&クッキーなんかをそのままブッフェ台に置いといてくれてるの。
昨日も夕方、おやつに残ってたがクッキー食べたよね〜。
この日もウインナーとか目玉焼きとか、ミニサモサやらパウンドケーキっぽいのやらクッキーやら残ってたので
チェックアウト済みの身なので…宿の人にOK貰ってから、いただきます。
少食2人なので、つまむ程度で充分。
ウォーターサーバーもあるから、めっちゃ助かる。
でも母はホントはウズベキスタン料理をいろいろ食べたいよ…。
そしておなじみYandexでプールに出発。
せっかくなので、昨日とは違うウォーターパークに。
googleではWater park だけど、現地ではAqua park。実際そう言わないと通じない。
ピンずれしててちょっと離れた場所(遊園地のちょい手前)に止まったので、そこから少し歩く。ウォーターパークは遊園地、タシケントランドの北隣。
遊園地の中に入らなくても乗れるゴンドラ。
日本庭園やプールの上空を20分くらいかけて走るそう。
12000スムだったか15000スムだったか…。
ウズベキスタンの偽ミッキーにしては、傑作レベルのクオリティ。
誰や。
アクアパーク入り口。左にあるのがチケット売り場。
大人は60000スム、3歳~11歳は30000スムだよ。
更衣室に入る手前には、水着や浮き輪の売り場も。
あ~。水着売ってるわ…。
実は娘に「今日行くプールで水着が売ってたらお母さんも入って欲しいな〜」と言われていて。
そう、私は水着持ってきていなかったの。
イスラム圏ってどんな水着持ってくるべきかわからんくない?
上も下も長袖ラッシュガードを持ってくれば、間違いはない。
けども、めちゃくちゃ荷物増えるよね。
しかし普通の水着では非常識で、結局着ないことになるのでは?
と迷ったうえで、持たずに来た。
その心配は杞憂で、昨日のプール見た限りでは
露出度は日本と全く変わらなかったけど。
しゃーない。約束を果たすためにも買うか…と思ったら、たっか!!!
300000スムとか350000スムとかするやん!!!中国製のくせして高すぎやろ!
amazonやったら似たようなのが多分もっと安いわ。
品ぞろえの中心は、露出度の低いビキニの上から、ちょっと透けるぺらっぺらの化繊の半袖・膝丈のパレオをかぶるタイプ。
ダサい水着ばかりの中からダサい水着をチョイスしてお支払い。
うわ~痛い出費。
更衣室前の受付で、パスポートを渡してロッカーのカギをゲット。
デポジットを払うのでもOKみたいだけど、言われた数字がぱっと頭で変換できなくて(スム、桁多いし0を何桁か端折って言ったりするからよくわからん…)聞き返すのも面倒でパスポートとカギをトレード。
制限時間は3時間。3時間を超えると罰金だって。
更衣室は清潔。
ダサい水着に着替えて、いざプールに!
…敷地面積、ひっろいな!
子供向けのプールまでまあまあの距離を歩く。
解放感~~!!
子供向けの浅いプールのエリアだけでもかなり広い。
私たちは行っていないけど、大人向けのかなりスリリングそうなウォータースライダーがいくつもあるエリアもある。
子供向けエリアのさらに奥にあるプール。
左から出ているシャワー、これすっごい勢い。大人たちがキャアキャア言って楽しんでる。
モロにくらうと子供は水圧で溺れるレベル。
私たちが行ったエリアの近くには、ピザレストランもあった。
十分満喫して、ロッカーの罰金を取られる前に退散。
そもそも、今日は夜に列車の予約をしているのであまりのんびりはしていられない。
yandexで呼んだタクシーを待っていると、急に日本語で声をかけられる。
なんや?と思ったら、おー!
昨日ホテルウズベキスタンのSIM売り場で会ったお姉さん!
こんな観光地っぽくないとこで会うとは奇遇だね。
タクシー乗って帰り道、宿の近くのローカルな商店でアイスクリームを買う。
まあ一番高いやつでも値段はしれてるだろうし、好きなやつ選んでいいよと言ったのに
明らかに最安値っぽいのをチョイス。10円くらい。
袋にも何も入っていない、剥き出しで冷蔵庫に入ってるやつ。
幼児としては、袋に入ってるのはある程度想像力が必要なんやろな。
剥き出しのやつだと直結したわかりやすさで美味しく見えるんだと思う。
剥き出しのやつ子供に与えるには若干抵抗があったけど、まあ冷凍されてるし大丈夫やろ…。
一口貰ったけど、あっさりで意外と美味しい。
お世話になったArt Hostel。また戻ってくるけどね。
さて、予約した列車に乗るためにyandexにタシケント南駅を入力しようとするも
地図上に出てこない。
ネットで調べた綴りで入れても住所で入れても、ここであってるのか?なんか違くない?って場所にピンが立つ。
宿の受付のお姉さんにお願いしてもうまくいかないので
お姉さんが宿のパソコンで場所を調べてくれて、地図上のこのあたりだという場所にピンを立ててもらった。
…そこまでしたにも関わらず、タクシーが到着したのは、どこここ…?という何もない場所。
困惑して、タシケントユーニイーバグザール(駅)…?って恐る恐る聞くと
え!?ってな感じでだいぶおじいちゃんのドライバーさん、急いで駅に向かってくれた。最初の場所から車で数分。全然場所違うやーん!
こっちが正しい場所を指定しなかったせいで余分な距離を走行したのに、追加の料金を請求しようともせず笑顔で送り出してくれようとするおじいちゃん…。
もちろん多めに渡すよね!その気持ちが嬉しい!ホントありがとう!
2つあるタシケントの鉄道駅のうち、長距離路線や夜行列車が発着する。
そう、夜行列車に乗るのです!
18時10分発、クングラード行き。私たちはヌクスまで。
4歳で海外の夜行列車に乗るってのはなかなか貴重な体験じゃないかな。
まあ別に珍しい事させたい!とかではなく、私が夜行列車とか夜行バスとか大好きなだけなんだけど。
公共の交通機関とかでは、家と違ってめちゃお利口にしてくれる&乗り物でぐっすり寝れるタイプの娘だったのも幸いした。
家と違って。家でももうちょっと頼むわ。
夜行って、安くて、寝てる間に着いて、なおかつ宿代も浮くって最高過ぎない…?
最強の乗り物だわ。
個人的には、風呂と洗濯の問題さえクリアできれば何日も連続で夜行に乗って街をめぐるとかでもいい。
夜行、だーいすき。
家でプリントアウトしてきた、チケットへの引換券をKASSA(切符売り場)で本物のチケットに引き換えてもらう。
駅の中にも何か食べるところはあるだろうけど、高いかもしれないし
駅の右隣にある軽食屋さんでサンドイッチでも買うことに。
でも、店内に入るとショーケースはほぼからっぽ…。え、何も無いのかな?と思うと
レジにキリル文字のペラ紙が1枚貼ってあって、これがメニューみたい。
おばちゃんがジェスチャーで「入り口の写真を指さしな」
私「これ」
おばちゃん「ない」
私「じゃあこれ」
おばちゃん「ない」
私「これ」
おばちゃん「ない。こっちにしろ」
私「(生玉ねぎいっぱいのホットドッグは娘が無理だ)じゃあこっち」
おばちゃん「(無視)じゃああっちにしな」
私「はい」
おばちゃん「作りな」
おっちゃん「はい」
って感じで出てきたのが、半分に切った丸パンにトロットロに煮込まれた、にんにくの効いたお肉(すじ肉かなあ?ホルモンも混じってたかも)がたーーーっぷり挟まったサンドイッチ!!
しかもめちゃくちゃでかい!!
2つ頼まなくてよかった。娘と2人でも食べきれないサイズ。
正直、ウズベキスタンで今回食べた料理の中で一番おいしかったんじゃないかな…。
娘も気に入ったみたいで、すごくよく食べてくれて助かった。
値段忘れちゃったけど、このサイズとお肉の量でこの立地にしてはめちゃ安かった。
飲み物はちょい高め。
駅のKASSAのすぐ右!というとたぶん1軒しかなく、すぐわかると思うので
立ち寄ったらぜひ食べてみて~!
ただしメニュー名はわからない。
全部食べ切る時間はないので、続きはホームで列車待ちながら食べることに。
本当は駅の中に入ってからホームに出るのかな?
でもKASSAの近くの、外部とホームを隔てる柵に通れる場所があってそこに並んで荷物検査受けてる人たちがいたので私たちも真似して直接ホームに。
駅構内通ろうと思うとだいぶ遠回りになるので助かったけど、今となっては駅の中もちょっと見ておきたかったなと思う。
18時前でもまだまだ暑い中、サンドイッチ食べながらしばらく待って
ついに夜行列車到着!
次は3.5日目:夜行列車編をアップします。