子連れでも行けるウズベキスタン!

2019年8月、4歳の娘と行ったウズベキスタン18日間の2人旅の記録。薄れていく記憶をとどめておく備忘録として。各地の遊園地や公園、プールなど子連れ旅行者に役立つ情報を残して行きたい。

6日目:引き続きイチャン・カラ内探索と、地元っ子の集まる公園

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6日目朝。もう6日目!

 

昨日殆ど観光できなかった分、涼しいうちから出歩きたかったのだけど

予定外の夜更かしで、娘はぐっすり。

無理に起こすのも可哀そうだし(移動日なら容赦なく叩き起こすけど)

寝不足になって体調崩しても大変なので、泣く泣く寝かせておく。

 

よく寝てるし暇なのでこっそり部屋を抜け出してちょっとだけ屋上に。

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まだ静かな朝のヒヴァ。

わーん!!外に出て散歩したいよ~!!

 

実は手前で、宿の人たちが寝ている。

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ヌクスの宿でも外で寝てたけど、夜や朝は肌寒いんだから中で寝ればいいのに…?

 

朝ごはん。メロンだメロンだ~!!

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は~メロンおいし。

 

さて娘よ。

今日はお母さんが見たいところもお散歩付き合ってな?

見たいとこ見終わったら、夕方また遊園地連れて行ってあげるから。

全然見てないのに「遊園地!」は無しやで。

 

娘「わかった!」

 

そして出発直後

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娘「あっ!鳥さん!」

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娘「待って待って~」

 

はよ行こうや。

 

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娘「わたし、にんじゃ」
はよ行こうや。

娘「そろーりそろーり」

はよ行こうや。

娘「しー!敵に見つかるからしずかにして!」

土産物屋のおっちゃんにめっちゃ見つかってる。

 

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毎日見に来てしまうカルタ・ミノル。

 

娘「あっ!ラクダさん!」

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娘「写真撮っちゃお」

撮った後もずーっと見てる。

店番は「あんまり近くはあぶないよ」とだけで、意外と営業をかけてこない。

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はよ行こうや。

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ほら。見すぎたから嫌がってるわ。あっち向いちゃったし、もう行こ。

娘「いいの!次おしり見るから!」

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カジ・カラン・メドレセ。中は音楽博物館的な。

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娘「ピアノ~」

またエアピアノ。

 

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ヒヴァ最後のハンの宰相、イスラーム・ホジャさんが建てたイスラーム・ホジャ・メドレセのミナレット

ええ奴やったがゆえに人気出すぎてハンと聖職者たちに生き埋めにされたんだって。

せ、聖職者とは…?

 

ちなみにヒヴァで一番高い、45m。

もしカルタ・ミノルが完成してたら70~80mだったらしい。完成した姿も見てみたかった。

 

19歳以上しか登れないので今回は見送り。

6年前に登った時は、まあまあしんどかったけど、体力無し子な私でも大丈夫だった。

景色はそこまでだった記憶。

このミナレットの上からは、このミナレットが見えないからね。

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スザニ~~!!かわいいな~!

畳んである、手前から4枚目のモスグリーンの生地のやつとか、その4つ奥の生地が青いやつとか、持ってない感じのやつで目をひく!

 

けど、ここで荷物が増えるのはちょっとキツいので見送り。

スザニ、大きくて刺繍みっちりのは思ってる以上にかさばるし重いんだよ。

我が家は狭~くってクッションがないので、お手軽だけどもクッションカバーはいらないし。

 

ヒヴァの土産物屋は、しつこく声をかけてこない。

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逆光~。メドレセの中は、博物館。

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かんわいっ。家に欲しい。

 

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まだまだ元気。

ホジャさんとこから、ちょっと南の方へ足をのばす。

 

娘「あっ!!!ネコちゃん!」

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商品が寝床。

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娘「このネコちゃんめっちゃかわいいね~」

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おっちゃんの顔もデレデレの極地。

 

娘「このボタンを押したらどうなるでしょうか~!」

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え。じゃあ、槍が降ってくる。

娘「ぶぶー!正解はウズベキスタンがばくはつするでした!」

過激すぎ!!っていうか押してるし。ウズベキスタンはばくはつした。

 

娘「アイス食べたい~!」

だいぶ暑くなってきたしちょっと休憩。

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アイスマシーンの前に行くと、お店のおばちゃんに「アイスクリーム?」と聞かれたので

頷くか頷かないかの間くらいの首の動きを見せたと同時に光の速さで、大き目の店内用のカップを掴んでガーーっとアイスを盛られた。

ウッ…。もっと小さいコーンのやつで、外で食べるのでよかったんだけど…。

皆は急いでサイズの指定してね!!!

 

言うても中で食べれることを思えば全然高くないんだけど、子供に冷たいもの食べさせすぎはちょっとね。小さくていいのよ小さくて。

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アイス食べながらのんびり。

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ラクダもぐったり。

 

でも、その後すぐお客さんが来て働かされるラクダ氏。

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 日本でいう七五三的な感じのお祝いとかか?

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アイスの後は、どこまでも猫を尾行。

 

そろそろお昼ご飯食べにいかへん?

娘「疲れたー。眠い」

 

げげー。普段全然昼寝しない娘が眠いだと。完全に昨日の夜更かしのせい。

 

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結局ほとんど観光してないけど…。宿にとぼとぼ戻る。

 

しかも

娘「おかあさんのお腹のうえで寝る」

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ぐええ。重いし暑いし苦しい。頭痛くなってきた…。

 

結局15時過ぎまで昼寝して、あまりの空腹に耐えられなくなり娘を起こす。

翌朝にはヒヴァを発つので、冷たいシュヴィト・オシュを食べられるチャンスは今日が最後。

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お値段高めだけど、なんとなくちゃんとしたものを出してくれそうなイメージのミルザボシに。ラストチャンスだから。

16時、遅すぎるお昼ご飯。

 

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ジュースはグラスで提供してくれてよかった。

 

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 きたシュヴィト・オシュ!ビジュアルはいい感じ!

冷たいか!?どうか!?

 

フォークで麺を持ち上げると、湯気がぶわわわっと…。

まさかのアツアツ!!嘘でしょ!?

 

6年前の店が特別だっただけなのかな…。お店の人に聞く気にもなれないくらい意気消沈。味は美味しかったけど…。

 

さあ、昼間のロスを取り戻すぞ!探索再開!

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人形を見つめる娘。

偽レミンみたいな人形は買いたくないけど、ウズベキスタン土産で欲しがるものがあれば買ってあげるよ。

 

これ欲しい?

 

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娘「べつにぜんぜんいらん。」

 

あ、あっそ…。

 

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娘「これなに?」

ひまわりの種やな。

日本ではハムスターちゃんの餌になるけど、ウズベキスタンの人たちも食べる。

おっちゃんが食べてて落としたやつちゃうかな。

娘「へー」

 

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ホジャさんのミナレットまわりは、離れたとこから見た方がいい感じ。

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隙あらば砂遊び。

 

南門周辺は観光する場所は何もないんだけど、南西の角から城壁に登れる場所を発見。

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見どころからはちょっと遠いけど、なかなかいい眺め。

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城壁の穴を覗きたがる娘。

あっちも!こっちも!というのでいちいち抱っこして覗かせてあげる。

いくつか目の穴で

 

娘「あっ!!公園がある!!」

 

覗いてみると、確かに城壁のすぐ外に公園。

 

娘「行きたい!!」

 

え。ちょ、ちょっと待って…。

まだ行きたいメドレセとかいくつもあるし、タシュ・ハウリ宮殿も行きたいんだけど…。

 

娘「いや!公園行きたい!!」

 

今日はお母さんが見たい所を見てから遊びに行く約束やったやん!

 

娘「でもさっき、いややったけど、おかあさんが好きな緑色のちゅるちゅるにしたし。」

 

うぐぐぐぐ。そう、さっき事情を説明して娘が嫌いなシュヴィト・オシュを注文させてもらったの。娘に折れてもらって。

口が達者になってきよって…!!

 

というわけで公園に…。その代わり遊園地には行けないよとお約束。

子連れ旅行は、何日あっても時間が足りないな。

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南門を通ります。こちらにもゲートは無し。

 

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外から見た南門。

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西に向かって歩いていき、南西の角を曲がると

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すぐに公園!

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 公園の場所&南門からのルート。

もちろんメインゲートの西門からもすぐです。

 

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こんなに観光地すぐなのに、公園にくる観光客は少ないのか意外と私たちに興味津々でスレてない感じ。娘にもすごく構ってくれる。

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お姉ちゃんに抱っこしてもらって回転。

 

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娘「おかあさん!シーソーしよ!」

おかあさんやと重すぎるわ。

と言っていると、「私がいっしょにしてあげる!」と駆け寄ってきてくれる。

あちこち見れなかったのは残念だけど、楽しそうでなにより。

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地面との間が空きすぎているデンジャラス滑り台。

娘含め、小さい子が滑るときは、大きい子がキャッチしてくれるシステム。

 

基本的に子供たちだけで遊んでいるんだけど、大きい子がきちんと周りを見て面倒を見ている。

さらに一人「どう見てもジャイアンやん」って感じの男の子がいて、子供同士で殴り合い(マジで殴り合い)のけんかが始まってもきちんと仲裁して止めさせたり。

 

日本じゃもうあまり見られない光景よね。

 

写真撮ってると「カメラ見せて!貸して!」。

レンズは絶対触っちゃダメ、紐に腕通して使う約束をして、お貸出し。

又貸しする時は他の子に「ここに腕通して!ここ触っちゃダメ!」ってちゃんと逐一言ってくれてた。えらいえらい。

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ファッションセンス…。それ多分、1枚で着るやつ違うで。

 

 

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 髪をかわいく結ってもらう娘。

娘のカメラも貸し出し中。

 

日に長いこと当たって、頭が痛くなってきたので首掛け扇風機のスイッチをオン。

男の子たちがわらわらと集まってきて、なにそれ!貸して!見して!なにそれ!貸して!の大合唱。

 

扇風機だよ~。涼しいでしょと風を当ててあげるも、男子集団はヘッドフォンに見立てて遊びだす。

それはいいんだけど、気になるのは全員この歌を歌いだすこと。

 

 

ヘッドフォンリレーしながらみんなこの歌を歌っていく。

ウズベキスタンで有名な歌?気になる~。

 

涼しくなってくるにつれ、どんどん人が増えていく。

夕方じゃないよ。明るいけどもう夜。

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人口密度がすごい。

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結局8時くらいまで遊んで、さよなら。

うーん、なんかちょっと寂しいな。昨日見つけてれば、2日共これたのにね。

 

しかし彼ら、一体何時くらいまで遊んでるんだろうか。

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いや。石とか砂はもういいから。

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メインゲート、西門に戻ってくると、手前に昨晩まではなかった謎のやぐら?が。

何ができるんだろ。

気になるので、8月半ば以降にヒヴァに行かれた方で、完成形を見かけた方教えてください。

 

最後に観覧車から夜景でも見て帰るか。

 

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昨日と同じ店番のお兄さんで、え、また来たの?というリアクション。

お兄さん「結婚してるの?」

ウズベク語だったので、意味わからず。なんや?という顔をしていると、指輪のジェスチャーをして、娘を指さして「パパいるの?」。

ああ~。いるいる。

お兄さん「一緒にウズベキスタンに来てる?」

日本にいるよ。

お兄さん「ええ~~!まじで!なんたらかんたらかんたら」

 

夫をほっぽって、娘と二人でウズベキスタンに遊びに来ている女の人って、こっちの人からするとどんな感じに映るんだろ。

 

ちなみに私たちがウズベキスタンにいる間の半分は、主人は日本でダイビングしつつ離島めぐり。しかし、台風直撃で殆ど何もできなかったそうな。

一緒にウズベキスタンにこればよかったのにね~。

 

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観覧車から。さよならヒヴァ…。

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お昼ご飯が遅くそこまでお腹が減っていないので、帰りにシャシリクとパンを買って帰る。羊肉がなくて、牛肉。

 逆風で目が痛いシャシリク焼き係。

 

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夜9時でも子供だけでうろうろしてるので、こっちも安心。

 

宿の屋上で、景色見ながらシャシリクパーティ。

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娘「おいしいね~!」

野菜なしの食事なので、上機嫌。

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カルタ・ミノルも見納め。感傷的になってくる。

 

お母さん、大好きな娘と一緒に大好きな景色を見れてすっごく嬉しいよ。

一緒に来てくれてありがとうね。

 

娘「わたしも~!きてよかったね!たのしいね~!」

 

うう。涙

 

残り3分の2も、楽しい旅行にしようね。

明日はカラジク・カラに泊まって塩湖浴だよ!