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5000スムで買わされた中国製のレミンちゃんを携え、いざ観光へ!
まずは宿に一番近い、17世紀に建てられた宮殿、クフナ・アルクへ。
私の真似をして写真を撮る娘を撮ってると、観光客のお姉さんが
さっと帽子のつばをあげてくれた。笑
扉の装飾が細かい!このタイルの模様、派手過ぎず好み。
そこへ、ガヤガヤガヤガヤ…
ガヤガヤガヤガヤ…
バタバタバタバタ…
ドドドドドドド…
めちゃ大量のウズベクっこたちが!!
遠足か何かかなあ?年齢バラバラな感じだけど。記念撮影大会開始。
すごい人数なので、ちょうど見終わった後でよかった~。
ステージのつもりでダンス。
たぶんほんとはユルタを建てるとこ。
まだまだ撮影中。
お金を作っているところを人形や映像で解説。
そろそろ行こうと促しても
娘「まだ見る!」と超真剣に視聴。
映像はループなので永遠に終わらない…。
娘「あのお金ほしい」
ようやく外に出るも、丁度ソフトクリームを持った少年と出くわす。
まあそうなると、こうなりますよね。
ソフトクリーム3000スム。
壁の外の方がちょっと安いかな?と思って西門の外に行ってみたんだけど
壁のすぐ外も中の何軒かも、一番小さいサイズはどこも(聞いた店は)3000スムだった。チョコをかけてくれるお店とかけてくれないお店の違いはある。
コーンはどっちでも値段変わらず3000スム。
建設中なのは、なにになるんだろう?
壁の中に戻ってカルタ・ミノル。
1852年に着工するもムハンマド・アミン・ハンが戦死したことで工事は中断。
ウズベキスタンには美しいメドレセ、廟、モスク、たくさんあるけど
私は断トツでこのカルタ・ミノルに胸がキュッとなる。
不完全だから儚く愛おしい。未完成だから、完成した姿を想像して、工事が打ち切られてしまった姿を見て切なくなるのかな。
お母さん、ウズベキスタンの建物でこれが一番好きなんだ~。
娘「じゃあ、ここでおうちごっこしよ!」
遠慮なくカルタ・ミノル前に座り込む娘。
ちょ~~~いちょいちょいちょい!!
いやここは流石に。フォトスポット過ぎて邪魔になるわ。
裏側に移動しましょう。
ここならいっかな。
はぁ~。こんなとこでおままごととか、贅沢すぎる。
娘「おかあさん!たいへーん!レミンちゃんがパンツはいてない!!」
のぞきなや。
そんなところまでコストかけてられへんねん。
娘「おかあさん!みて!レミンちゃん、おっきいおはげがある!」
ほんまや。
…いくらなんでもちょっとケチりすぎじゃないかな…。
30分近く遊んで、ようやく出発。
全然まともに
写真を撮らせてくれない!
やっとこさ2つ目の見学。ジュマ・モスク。
213本もの柱は、それぞれ違う彫刻。かわいいお顔してー、と言ったのに、口の上に帽子のゴムをのせて変な顔。
QRコード直貼りやめて…。雰囲気とか大事にしよ?
娘、見てみ。全部違う模様なんだって~。
娘「ほんとだ!この柱は、蜘蛛の巣があるね」
どこ見とんねん。
何が「ほんとだ!」なのか。
ジュマ・モスクのちょっと先。
娘「トラさん!」
あっちも
こっちも、まだまだ見たりないけど、こんなに明るくてももう16時半くらい。
そろそろ約束していた遊園地に向かいましょう。
遊園地には、北門から出て参ります。
おや?北門の様子が…。
大工事中!通っていいのかな?身振り手振りで作業員に聞くと、OKみたい。
足元気を付けて!
北門。
こちら側もそのうち金属のがっちゃんがっちゃん押して進むゲートが出来るのかな?
でも車の通り道も残さないといけないもんな。
脱出!北門の外は、お花が咲いていてきれい。
遊園地には、北門から歩いて500mくらい。
子供の足でも歩ける距離にあるのが助かる!
観覧車だけ、遊園地の東側の道路を挟んだところにあるんだけど
17時頃の時点では、無人…。
ちなみに、かなりボロボロ。椅子もワレワレ。
道を挟んだ遊園地へ入るも、こちらも閑散としている。
営業してるのかどうかもよくわかんない感じ。
娘「遊びたい~~!!これやりたい~!」
掃除をしていた少年にOKを貰う。
料金は徴収されず、ルールがよくわからないままに貸し切り状態で大はしゃぎ。
しばらく遊んでいると、小屋?から他の従業員たちもぞろぞろと出てきた。
ぞろぞろ…。
子供5人に、大人1人くらいの割合。
もう一組親子のお客さんがやってきて、遊具を動かしてもらい始めた。
直接従業員の子供にお金を渡している。
聞くと、遊具一つ2000スム。
さっき無賃で遊んだ分も含めて支払い、乗り物三昧。
1つ20円ちょっとと思うと、広い心で乗り放題させてあげられる。
あと1つだけやで!!!とガミがみ言わずに済んで母も子も幸せ。
幼児には乗り物のクオリティとか無関係。
対象年齢高めの絶叫系はもう少し高額かもしれない。
遊具は時間が来ると容赦なく止まるので、降りれない位置で止まることも。
そんな時は子供たちがおろしてくれる。
サルと同じ顔して乗ってた。
コーヒーカップは、たまに手動で追い加速してくれる。
写真載せてないのも含め、子供向けの乗り物に一通り乗った後、振出しに戻る。
18時頃、一瞬地元民で賑わっていたけどそれ以外はずっとガラガラ。
娘は狂ったように滑り台を滑り続けている。めちゃひま。
19時半頃、ふと観覧車を見ると動いてる!
これを口実に滑り台から娘を引きはがし、観覧車へ!
遊園地で2時間半くらい遊んでた。観光してる時間より長い…。
観覧車の受付には、大人1人と少年3人くらい。明らかに人員過多。
大人は10000スム、子供は5000スム。
おお~。
暴れたりしなきゃ落ちないとはわかってても、あまりのボロさに乗ってるだけでドキドキする。
おお~。
おおお~。いい景色。
クフナ・アルクの城壁にいっぱい人が登ってるのが見える。
大丈夫?怖くない?
娘「だいじょうぶ!でも立ち上がったりしたら危ないねんで!」
少し前なら、怖がって絶対乗ってなかっただろうな。たくましくなってきてて嬉しい。
帰り際、受付の人に観覧車の営業時間を聞いてみるも、英語もロシア語もほぼ通じず
紙に書いてもらうも、開始時間は読み取れず。
でも13時頃にお昼休憩で、23時ごろ営業終了だとか。多分冬はもっと早く終了すると思う。
17時頃誰もいなくて乗れなかったんだけど、と伝えると「うーん?(店番の)子供が寝てたかな?」って。適当ー!
観覧車の横、帰り道に沿ってご飯屋さんがいくつも並んでて、できれば一番賑わってるところで食べたかったんだけど
娘「おなかすきすぎた~!ここでごはんたべる!」と、一番手前のお店に突撃。
羊肉の煮込みが食べたい母と、マッシュポテトとパンが食べたい娘で激突。
娘よ、マッシュポテトなんか今まで食べたがったことないのに…。
マッシュポテトが添えられてる料理は、グラーシュっぽい料理1品だけ。これは羊肉じゃないらしい。
2品も頼んでも食べきれない。
ダメもとで、羊の煮込みと、付け合わせのマッシュポテトだけを注文できないか聞くと、OK!
ジュースはミニパックなし。グラスでの提供も不可とのことで、仕方なく1L。
途中でお店の人が「メロン食べるかい?」。
プレゼントなら頂くけど…。
「20000スムだよ」
高いよ。いらないよ。
さて気になるお会計は、グラーシュの値段そのまま加算されてた。
ちゃんと確認しとかなかった私が悪いね…。超高級マッシュポテト…。
石拾いしたり、じゃんけんぽん!ぐりこ!ぱいなつぷる!しながらの帰り道。
世界遺産の城壁も、地元っ子には遊び道具。
UZBEKISTAN。
存じております。
こういうのは個人的にはいらないな~。
メインゲートの西門にたどり着くころには、すっかり暗く。
20時半すぎくらい。
夜のカルタ・ミノルも美しい。
また石拾い。
娘「ピアノ~」
宿の屋上からの夜景!
娘「おかあさん、おなかすいてきちゃった~。きれいなの見ながらパン(夕食の残り)たべたい」
きれいな景色見ながら食べるパンはうまかろう。
さあ、もう21時。寝る時間。お風呂入って寝よっか、と思っていたら
宿の女の子「(もじもじ…)」
フロントの男の人(多分お父さん)「一緒に遊びたいらしくて、待ってたんだ。よかったら遊んであげて」
そして始まるパーリナイ。
ぶちまけられる大量のおもちゃ!!
フロント前で、かなりの大はしゃぎ。
いいのか?他のお客さんの迷惑にならん?と思いつつも、宿の人が何も言わないので見守っておく。
女の子はフランス語をしゃべってるっぽい。フランスから届いたポストカードを見せてくれたり。
お互い言葉がわからないのに、お互いずーっとゲラゲラ笑ってて子供ってすごい。
いや、この女の子の頭の回転がすごい。
おもちゃで途切れることなくずーーっとあの手この手でモノボケをかましてきてくれる。
身体能力もすごい。
でんぐり返しに
対抗。
ついにはサッカーまで始まってしまい、いつのまにやら23時。
流石に寝かさないと。
娘「いやああ~~!!まだ遊びたいいぃぃ~~!!」
元気すぎやろ…。でもダメです。お風呂入って寝るよ!お片付けして解散!
部屋に入った途端
娘「眠すぎる~。おきてられへん~」
先に歯磨きして、娘をお風呂で洗って、勝手に服着て先に寝とき!とお風呂から追い出す。
私がお風呂からあがると、もうぐっすり夢の中。
いつもなら寝かしつけしないと寝てくれないんだけど。いっぱい遊んだもんね。
ていうか遊びすぎ。観光殆どしてない!
明日は頼むよ~!!